トラウマとは?原因、症状、克服方法を徹底解説
- 公開日:
トラウマは、私たちの心に深い傷を残します。
その後の人生に様々な影響を与えることがあります。
しかし、トラウマについて正しく理解し、適切な対処法を実践することで、回復への道を歩むことができます。
今回の記事では、
- トラウマの定義
- 原因
- 症状
- トラウマから回復するための方法
についてわかりやすく解説します。
トラウマとは
トラウマ(心的外傷)とは、生命や心身の安全が脅かされるような出来事(トラウマとなる出来事)を経験した結果、心に深い傷を負います。
その後の生活に支障をきたす状態を指します。
トラウマの原因
トラウマの原因となる出来事は多岐にわたります。
主なものとしては以下のようなものが挙げられます。
単一のトラウマとなる出来事
自然災害
- 地震
- 津波
- 台風
- 火山の噴火
- 山火事
など、生命の安全を脅かす自然災害は、強い恐怖や無力感を引き起こします。
トラウマの原因となります。
事故や事件
- 交通事故
- 犯罪被害(暴力、性的暴行など)
- 火災
など、予期せぬ出来事は、心に深い傷を残すことがあります。
戦争やテロ
- 戦場での体験
- テロ事件
は、極度の恐怖や悲しみを伴います。
トラウマの原因となります。
大切な人との死別
予期せぬ死別や、特に幼少期の死別は、深い悲しみや喪失感を引き起こします。
トラウマとなることがあります。
継続的なトラウマとなる状況
虐待やDV
- 身体的
- 性的
- 心理的
な虐待やDVは、長期にわたって心に傷を残します。トラウマの原因となります。
いじめやハラスメント
学校や職場でのいじめやハラスメントは、精神的な苦痛を与えます。
トラウマとなることがあります。
機能不全家族
- 家庭内での不和
- 親のアルコール依存
- 精神疾患
- 過干渉やネグレクト
などは、子どもの心に深い傷を残すことがあります。
その他
医療的な出来事
- 手術や重篤な病気
- 医療ミス
などは、心にトラウマを残すことがあります。
出産
- 特に困難な出産
- 出産時の医療的な問題
は、女性にとってトラウマとなることがあります。
トラウマの原因となりうる出来事の共通点
これらの出来事に共通するのは、以下のような要素です。
生命や心身の安全が脅かされる:
自分自身や大切な人の生命が危険にさらされる状況は、強い恐怖や無力感を引き起こします。
予測不能で制御不能な出来事:
- 予期せぬ出来事
- 自分の力ではどうすることもできない状況
は、心の安定を大きく揺るがします。
強い感情的な反応を引き起こす:
- 極度の恐怖
- 悲しみ
- 怒り
- 無力感
などは、心の処理能力を超え、トラウマとなることがあります。
トラウマは、誰にでも起こりうる心の傷です。
もし、トラウマとなるような出来事を経験された場合は、一人で抱え込まず、専門機関や相談窓口に相談してください。
トラウマの症状
トラウマの症状は、人によって様々です。
主なものとしては以下のようなものが挙げられます。
再体験症状
フラッシュバック
トラウマとなった出来事が、まるで今起こっているかのように鮮明に思い出されます。
強い恐怖や苦痛を感じます。
悪夢
トラウマに関連する悪夢を繰り返し見ることがあります。
心理的苦痛
トラウマを思い出させるような状況や出来事に遭遇すると、強い心理的苦痛を感じます。
身体的反応
トラウマを思い出させるような状況や出来事に遭遇すると、
- 動悸
- 発汗
- 震え
などの身体的反応が現れます。
回避症状
思考や感情の回避
- トラウマに関連する思考
- 感情
- 会話
などを避けようとします。
場所や状況の回避
- トラウマに関連する場所
- 人物
- 状況
などを避けようとします。
認知や気分の変化
記憶障害
トラウマとなった出来事の一部を思い出せないことがあります。
否定的な思考
自分自身や他人、世界に対して否定的な考えを持つようになります。
罪悪感や自責感
トラウマとなった出来事に対して、強い罪悪感や自責感を感じることがあります。
感情の麻痺
喜びや悲しみなどの感情を感じにくくなることがあります。
興味や関心の喪失
以前は楽しめていたことに対して、興味や関心を失うことがあります。
孤立感
他人とのつながりを避けます。
孤立してしまうことがあります。
過覚醒症状
睡眠障害
入眠困難
中途覚醒
早期覚醒
などの睡眠問題を抱えることがあります。
易怒性:
些細なことでイライラしたり、怒りっぽくなったりすることがあります。
集中困難:
集中力や注意力が低下し、物事に集中できなくなることがあります。
過度の警戒心:
常に危険を感じ、警戒心が強くなることがあります。
驚愕反応:
些細な物音や刺激に対して、過剰に驚いてしまうことがあります。
5. その他の症状
- 身体症状:
- 頭痛、腹痛、めまい、吐き気などの身体症状が現れることがあります。
- 解離症状:
- 現実感がなくなる、自分が自分でないように感じるなどの解離症状が現れることがあります。
これらの症状は、トラウマ体験後すぐに現れる場合もあれば、数ヶ月、数年経ってから現れる場合もあります。また、症状の程度や持続期間も人によって異なります。
4. トラウマからの回復
トラウマからの回復には時間がかかりますが、適切なサポートを受けることで、必ず回復への道を歩むことができます。
- 専門家への相談:精神科医やカウンセラーに相談し、適切な治療を受けましょう。
- 周囲のサポート:家族や友人など、信頼できる人に話を聞いてもらい、支えてもらいましょう。
- セルフケア:十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動など、心身の健康を意識した生活を送りましょう。
- トラウマに関する知識:トラウマについて学び、自分自身の状態を理解することで、回復への道筋が見えてきます。
5. 相談窓口
トラウマに苦しんでいる場合は、一人で悩まず、専門機関や相談窓口に相談してください。
- よりそいホットライン:電話、SNS、チャットで相談できます。
- いのちの電話:全国各地にある相談窓口で、電話で相談できます。
- 精神科・心療内科:専門医に相談し、必要に応じて治療を受けることができます。
- カウンセリング:臨床心理士などの専門家に相談し、心のケアを受けることができます。
まとめ
トラウマは、誰にでも起こりうる心の傷です。一人で抱え込まず、専門家や周囲のサポートを受けながら、ゆっくりと回復への道を歩んでいきましょう。