自分の気持ちがわからない原因や恋愛や仕事の人間関係回復術
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自分が一番自分のことをわかっているという言葉がある。
でも多くの人は反対。
自分の気持ちがわからない、分からなくなってしまったと悩む。
恋愛や仕事における人間関係の悩みは多い。
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自分の気持ちがわからない人にも以下のような経験があるはず。
- 過去の経験がキッカケで新しい自分を知った
- 自分の嫌いなことを再認識した
- 自分の何が好きなのかをはっきり言ってもらえたことがある
このように、自分のことを見ている第三者から、賞賛の声が聞こえてくることもあります。
特に親は自分の子どもが大事な存在だから、励ます意味でもいろいろ言ってくれたという人もいるはず。
今回の記事では、自分の気持ちがわからないことで不安になる人に自分を知るきっかけについて、以下の目次でご案内しています。
自分の気持ちがわからない人の原因
自分の気持ちがわからない時の解消法
自分の気持ちがわからない時の失敗行動
自分の気持ちを受け入れるためのコツ
自分の気持ちを知るメリット
自分の気持ちがわからない人の原因
自分の気持ちがわからないと嘆く人にも共通点があります。
心理的な特徴から原因をご紹介していきます。
何を考えているのかわからない
自分自身がいきなり今の状態になってしまうことは少ない。
外部からの刺激がキッカケになっていることが多いです。
具体的には、他人から「何を考えているのかわからない」と言われたことがある。
この経験が今のあなたを作り上げたということはありませんか?
「他人の顔色ばかりをうかがう態度が気になる」。
こんな発言を浴びせられた人もトラウマになってしまうことがあります。
感情を偽る行動
自分が思っていることとやっていることが違う。
例えば、
仲の良い友達がいじめの対象になってしまった。
自分はその子のことを悪く思っていないし、これまでと同じように仲良くしたい。
でもその行動がきっかけで、自分もいじめのターゲットになるかもしれない。
結果的に自分の「仲良くしたい」に蓋をする。
無理をすることを繰り返すことで、自分を抑圧する人間になっていませんか?
行動に一貫性がない
一喜一憂が激しい人も同じですね。
ある日には積極的になる。
翌日には、人が変わったように消極的になる。
実際に多少の気分の起伏はあります。
しかし、明らかに行動が違う。
こうした時に、「自分が何をしたいのかわからない」という不安が生まれる。
自分を受け入れたくない
自分のことがわかっていないまま放置していると、結局その場の感情で行動をしてしまう。
すると、自分の感情が生まれたきっかけを見失う。
結果的に、その場の自分の行動を振り返ると、どうなるのか?
「何を考えていたのかすらわからない」
となってしまうのです。
自分と向き合うのが怖くなるキッカケがあることも知っておくことも大切です。
自分の気持ちがわからない時の解消法
出は自分の気持ちがわからない状態になった人はどうすれば解決することができるのかを解説していきます。
まず本当の自分を書き出す
まずやるべきことは、自分の考え方や本心を客観的に見ることから始めます。
具体的には何をするのか?
- 自分のやりたいことを書く
- 自分の感情を書く
例えば、
自分が嫌いな人がいる。その人と口もききたくないし、無視をしたい。と考える。
でもあなたの感情は?
- 無視はよくないと思っている
- 何か別の方法があるなら試したいと思っている
このように、内に秘めた自分の感情を可視化するのです。
この方法を使うことで自分の頭の中を整理します。
この行動によって、心が落ち着きを取り戻すようになります。
本音で話せる相手を見つける
誰にも何も話せないという辛い状況に追い込まれている10代の子どもたちが増えたコロナ禍。
親ですら信用ができない。
友達にも信用できる仲間がいない。
学校の先生たちにも相談ができない。
こんな人にも必ずあなたの見方になってくれる人はいます。
そういう時には、「SOS」というキーワードを活用しましょう。
自分が助けてほしいという検索をすることで、本音で話しをしていい相手がヒットします。
まず知らない人でも良いのです。
本気で泣いたり、怒ったり、笑ったりできる相手を見つけてください。
自分を客観視する
1日の終わりにあなたは自分を褒めていますか?
褒める事なんてない。
何もできていないから反省しかない。
こんな人にもできたことは必ずあります。
例えば、
- 朝は起きたし着替えをした
- 朝昼晩と1日3食の食事をとった
- 学校や職場など行かなければいけない場所に足を運んだ
- 終業時間や学校の授業を最後まで過ごした
この事実をあなたは賞賛してあげるのです。
できた事を当たり前ににしない。
小さな一歩の積み重ねをすることも重要なのです。
自分の気持ちがわからない時の失敗行動
なんとかしたいという気持ちは、焦りにもつながります。
とにかく自分の身の周りにある対象でできることを探す。
この時、よくやってしまう失敗行動があります。
リラックスをする
- ヒーリング音楽をかける
- 読書をする
- 一人になる時間をつくる
- アロマを使ってみる
私も同じようなことをやってきた経験があります。
でも多くは失敗した。
なぜか?
外的刺激によるリラックス効果はあくまで、メンタルの強い人がやるべきことだから。
精神的に不安定な状態になっている人にとっては、正直一過性でしかない。
何故そう言えるのか?
その場は癒されます。
しかし、1時間、2時間、3時間、半日、1日と時間が経つとどうなるのか?
その効果はどんどん薄れていく。
結果的にまた元の自分に戻ってしまうのです。
物事の本質から目を背けた対処は一時しのぎでしかないのです。
仲の良い友達からの客観視の声
自分と仲の良い友達がいるなら、その子に自分のことを聞いてみるのはどうだろう?
この行動も実際行ったことがあります。
でもその時の友達は本当に素直にあなたを評価できるでしょうか?
良い面も悪い面もわかっている。
でももしその中であなたが今までの経験から一番聞きたくない言葉が出てきたらどうする?
その友達の声なら、許せますか?
もし仮にその子のことを自分が友達と思えなくなってしまったら?
これこそ取り返しのつかない事態に発展してしまうリスクがあります。
他人を選ぶなら、まずは自分を知らない人のほうが賢明なのです。
自分の気持ちを受け入れるためのコツ
私はよく悩み相談を受けることが多いです。
その対象は、仕事、恋愛、人間関係、金銭などさまざまです。
その中でも、特に自分から目を背けている人に伝えていることをご紹介していきます。
自分の自分のすべてを書く
一旦あなたという人間がどういう生き物なのかを書いてみましょう。
例えば、
生れた月や年だけでもいろいろ書けます。
その当時にはいったい何が起こっていたのか?
政治や経済、人々の暮らし、日常生活の基本構造などを客観視する。
こういう振り返りをするといろいろ見えてくる。
- なぜ親が共働きで帰ってこなかったのか?
- 夫婦喧嘩が絶えなかった時代の背景は何?
- 自分の家庭がどんな環境だったのか?
最後には「自分が今生きている状況」「今感じていること」を残していくのです。
こうすることで、今までの人生を客観的にとらえることができるようになります。
自分の性格を全て長所化
面接などでもよくこんな質問があります。
長所と短所を教えてください。
この質問に、私はこう答えます。
短所という言葉は使いません。
全てをプラスで考えるようにしていますから。
これも一つの答えだと思います。
人生に正解はありません。
そして、あなたの個性を表現する方法は、すべてを長所化することも可能。
例えば、
飽きる→見極めが早い
苦手な人がいる→好き嫌いがはっきりしている
嫌いな人→自分がなりたくないタイプを認識している
このように、すべてをポジティブな言い方に変えてみてください。
表現は自由です。
でも自分という人間を否定するのではなく、活かすのです。
自分の気持ちを知るメリット
自分らしく生きるとは何か?
この答えは、自分に正直になることです。
周りの声や雑念にとらわれない。
体裁で話しをしない。
相手の目を見て自分の意見ではない、意志を伝える。
このようにすると、他人があなたを見る目が変わる。
こだわりが強い
これも賞賛の声とすればいい。
なぜか?
強いという表現はその人がそこまで持っていないと言っているようなものです。
同じなら、そのこだわりは共感できると言えるはず。
つまり、はっきりしていることに驚いているのです。
結果、あなたのほうが自分を表現できているのです。
人間関係を辛くしているのは自分である。
この言葉を胸に秘めて今から、自分の自己観察をしてみてください。
きっと何かが変わると思います。
もし不安が多かったら私で良ければいつでもご相談に対応しています。
お気軽にお声掛けください。