Slackワークフローが表示されない場合に確認すべき基本的なこと

Slackワークフローが表示されない場合、まずは以下の基本的な点を確認することで、多くのケースで問題が解決することがあります。

ワークフローの保存状況

作成または編集中の場合: ワークフロービルダーで作成中または編集中のワークフローは、まだ「公開」または「保存」されていない可能性があります。

ワークフロービルダーを開きます。

問題のワークフローが「下書き」状態になっていないか確認してください。

編集が完了したら、必ず「公開」ボタンをクリックしてワークフローを有効にする必要があります。

保存のみ行っている場合、実行するには公開が必要です。

正しいワークスペースとチャンネル

ワークスペースの確認

複数のSlackワークスペースに参加している場合。

目的のワークフローを作成または連携したワークスペースに現在アクセスしているか確認してください。

ワークスペース名は画面左上に表示されています。

チャンネルの確認

ワークフローが特定のチャンネルに紐づいてトリガーされる設定になっている場合。

そのワークフローを実行しようとしているチャンネルが正しいか確認してください。

ワークフローの設定で、どのチャンネルで利用可能になっているかを確認できます。

Slackアプリの再起動

デスクトップアプリ/モバイルアプリ

一時的な不具合でワークフローが表示されないことがあります。

Slackアプリを完全に終了（タスクマネージャーやアプリスイッチャーから強制終了を含む）します。

再度起動してみてください。

Web版を利用している場合。

ブラウザを再起動するか、キャッシュをクリアしてみるのも有効です。

あ

インターネット接続の確認

接続状況

Slackを利用するには安定したインターネット接続が必要です。

ネットワーク接続が不安定な場合。

ワークフローの情報が正しく読み込まれないことがあります。

Wi-FiルーターやLANケーブルの接続を確認しましょう。

必要であれば再起動してみてください。

他のWebサイトやアプリが正常に動作するか確認することで、インターネット接続の問題かどうかを切り分けることができます。

Slackワークフローが表示されない原因と具体的な対処法

Slackワークフローが表示されない場合、考えられる原因は多岐にわたります。

ここでは、それぞれの原因と具体的な対処法を詳しく解説します。

原因1：権限設定の問題

対処法

ワークフローの作成者または管理者に確認

あなた自身がワークフローの閲覧や実行に必要な権限を持っているか

まずはワークスペースの管理者に確認してもらいましょう。

ワークフローの共有設定を確認

ワークフローの作成者は、ワークフローを特定のメンバーやチャンネルと共有する設定が可能です。

作成者に共有設定を確認してもらいましょう。

あなたが含まれているか確認してもらいましょう。

ワークスペースの権限設定を確認

ワークスペース全体の権限設定によって、特定の操作（ワークフローの利用など）が制限されている場合があります。

ワークスペースの管理者に確認してください。

原因2：ワークフローが非公開になっている

対処法

ワークフローの公開状態を確認

ワークフローの作成者が、ワークフローを「公開」状態にしていない可能性があります。

ワークフロービルダーで、ワークフローが下書き状態になっていないか確認してもらいましょう。

非公開ワークフローを公開

作成者または編集権限のあるユーザーは、ワークフロービルダーでワークフローを開きます。

「公開」ボタンをクリックすることで、ワークフローを利用可能にできます。

原因3：ワークフローが特定のチャンネルに紐づいている

対処法

連携チャンネルを確認

ワークフローが特定のチャンネルで開始されるように設定されている場合。

そのワークフローは設定されたチャンネル以外では表示されないことがあります。

ワークフローの設定（トリガー）を確認しましょう。

どのチャンネルに紐づいているか確認しましょう。

正しいチャンネルで実行

ワークフローを実行したい場合は、設定されている正しいチャンネルに移動して操作を行う必要があります。

原因4：Slackアプリのバージョンが古い

対処法

アプリのバージョンを確認

古いバージョンのSlackアプリでは、ワークフロー機能が正常に動作しない場合があります。

デスクトップアプリ

ヘルプメニューから「Slackについて」を選択します。

バージョンを確認します。

モバイルアプリ

プロフィールアイコンをタップします。

「設定」>「Slackについて」でバージョンを確認します。

最新版にアップデート

各プラットフォームのアプリストアまたはSlack公式サイトから最新版のアプリをダウンロードしてインストールしてください。

アップデート後の確認

アップデート後にSlackを再起動します。

ワークフローが表示されるか確認します。

一時的な旧バージョン利用 (稀なケース)

アップデート後に不具合が発生した場合。

一時的に以前のバージョンに戻すことを検討するかもしれません。

しかし、セキュリティ上のリスクがあるため推奨されません。

原因5：ワークフローの作成・編集が完了していない

対処法

ワークフロービルダーを確認

ワークフロービルダーで作成または編集中のワークフローが、まだ「公開」ボタンがクリックされていない状態である可能性があります。

公開または保存

ワークフロービルダーでワークフローを開き、編集が完了していれば「公開」ボタンをクリックします。

まだ編集途中であれば、「下書きを保存」をクリックします。

公開されていないワークフローは、他のユーザーは利用できません。

原因6：ワークフローが削除されている

対処法

ワークスペース管理者に確認

ワークフローが誤って削除されていないか

ワークスペースの管理者に確認してもらいましょう。

削除されたワークフローの復元 (可能な場合)

ワークスペースの設定によっては、削除されたワークフローを一定期間内であれば復元できる可能性があります。

管理者に確認してください。

原因7：特定のアプリ連携による問題

対処法

連携アプリの設定を確認

ワークフローで連携している外部アプリの設定や認証情報が正しくない場合。

ワークフローが正常に動作しないことがあります。

連携アプリの設定画面を確認し、認証が有効であるかなどを確認してください。

再連携

アプリ連携を一度解除します。

再度連携してみることで問題が解決することがあります。

ワークフロービルダーで連携設定を確認し、必要に応じて再連携を試してください。

原因8：Slack側のシステム障害

対処法

Slackのステータスページを確認

Slack全体または一部機能でシステム障害が発生している可能性があります。

Slackの公式ステータスページ（status.slack.com など）で、障害情報がないか確認してください。

復旧を待つ

システム障害が原因の場合は、Slack側の復旧を待つしかありません。

ステータスページで最新情報を確認しましょう。

これらの原因と対処法を一つずつ確認していくことで、Slackワークフローが表示されない問題を解決できる可能性が高まります。

ワークフローをスムーズに利用するためのヒント

• ワークフロー作成時に、連携するチャンネルや権限設定を明確にする
• ワークフロー名は分かりやすい命名規則を設ける
• 定期的にワークフローの動作確認を行う
• チーム内でワークフローの利用方法や管理ルールを共有する

ワークフローが表示されない場合。

まずは基本的な確認事項（保存状況、ワークスペース/チャンネル、アプリ再起動、インターネット接続）**から始めてください。

上記で解説した各原因と対処法を一つずつ丁寧に確認していくことが問題解決の近道です。

ワークフローは、日々の業務を自動化します。

生産性を向上させるための強力なツールです。

もしワークフローが表示されずお困りの場合は、本記事を参考に原因を特定しましょう。

適切な対処を行うことで、再びスムーズな業務効率化を実現してください。

もし上記を試しても問題が解決しない場合は、Slackのヘルプセンターに問い合わせることも検討しましょう。

今すぐあなたのSlack環境を確認しましょう。

表示されないワークフローの問題を解決して、快適なSlackワークフローライフを取り戻しましょう！