【Windows 10/11】「Azure ADに参加させる」オプションが表示されない・ボタンがない時の原因と解決策を徹底解説
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Windows PCをMicrosoft Intuneなどで管理したい
またはシングルサインオン(SSO)を利用したい
そのために、Azure Active Directory (Azure AD) に参加(Join)させたい。
なのに、設定画面の「アカウント」→「職場または学校にアクセス」を見ても、「Azure Active Directoryに参加させる」というオプションやボタンが表示されない、またはグレーアウトしていて選択できない…。
- 「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されないのはなぜ?」
- 「どうすればオプションを表示させられるの?」
と困っていませんか?
この問題は、特定のWindows設定や環境によって引き起こされることが多く、原因さえ分かれば適切な解決策を講じることができます。
- 「Azure AD Join ボタン ない」
- 「Azure AD 参加 オプション 表示されない」
といった状態は、多くのユーザーが直面する比較的よくあるトラブルです。
今回の記事は、「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」という問題に直面しているあなたのために、その主な「原因」を特定する方法から、問題を「解決」してオプションを「表示」させるための具体的な「手順」までを、どこよりも分かりやすく徹底解説するトラブルシューティングガイドです。
Windows 10でもWindows 11でも基本的な考え方と手順は同じです。
- エディション制限
- ドメイン参加との関係
- グループポリシー
- レジストリ
といった専門的な内容も含め、よくある悩みを網羅しながら解説していきます。
また、
- 「Azure AD参加」と「Azure AD登録」の違い
- 「グレーアウト」している場合の補足情報
もご紹介します。
この記事を最後までお読みいただければ、なぜオプションが表示されないのか原因が分かるはずです。
適切な対処を行ってAzure AD参加を完了できるようになるはずです。
さあ、一緒にこの表示されない問題を解消しましょう!
なぜ「Azure ADに参加させる」オプションが表示されないのか?主な原因
「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」問題に遭遇した場合、いくつかの主な原因が考えられます。
- 「Azure AD 参加 オプション 表示されない」
- 「Azure AD Join ボタン ない」
という状態になるのは、多くの場合、以下のような理由によるものです。
原因を特定することが解決への第一歩です。
Windowsのエディションが対応していない【最も多い原因】
Azure ADへの「参加(Join)」は、Windows 10/11の以下のエディションでのみサポートされています。
- Windows 10/11 Pro
- Windows 10/11 Enterprise
- Windows 10/11 Education
もしお使いのWindowsが Windows 10/11 Home エディションの場合。
「Azure ADに参加させる」というオプションは表示されません。
HomeエディションはAzure ADへの「登録(Register)」は可能ですが、「参加(Join)」はできません。(「参加」と「登録」の違いについては後述します。)
これが「Azure AD 参加 エディション」による制限です。
表示されない原因として最も可能性が高いケースです。
既にオンプレミスActive Directoryドメインに参加している
お使いのWindows PCが、会社内などに構築されているオンプレミス(ローカル)のActive Directoryドメインに既に「参加」している場合も、「Azure ADに参加させる」というオプションは表示されません。
これは、1台のPCが同時に複数のディレクトリサービスに「参加」することはできないためです。
オンプレミスADに参加しているPCをAzure ADでも管理したい場合。
「Hybrid Azure AD Join」という別の設定が必要になります。
これは通常、組織のIT管理者が「Azure AD Connect」というツールを使って設定します。
ユーザー側で簡単に行える「Azure AD参加」とは仕組みが異なります。
「ドメイン参加 Azure AD Join 併用」は原則できません。
よって、これが表示されない原因である可能性も考えられます。
組織のグループポリシーまたはMDM設定で無効化されている
PCが組織によって管理されている場合。
管理者によってグループポリシーまたはMDM(Mobile Device Management。Microsoft Intuneなど)の設定で、ユーザーが手動でAzure AD参加を行うオプションが無効化されている、または非表示にされている可能性があります。
特にエンタープライズ環境では、IT部門が一元的にデバイス管理を行うために、ユーザーによる自由なAzure AD参加を制限していることがあります。
- 「グループポリシー Azure AD 参加」
- 「MDM 登録 表示されない」
といった状態は、管理設定によるものである可能性が高いです。
Windowsのレジストリ設定に問題がある
まれなケースですが、過去に行った設定や、何らかのツールによってWindowsのレジストリ設定が変更されます。
Azure AD参加オプションの表示に影響を与えている可能性もゼロではありません。
手動でのレジストリ編集はリスクを伴いますが、「レジストリ Azure AD 参加」に関する設定が意図せず変更されていることが原因となる場合も考えられます。
Windowsのバージョンが古い、またはシステムに不具合がある
- 使用しているWindowsのバージョンが古すぎる場合。
- またはOSのシステムファイルに何らかの不具合が発生している場合。
このような時も、設定オプションが正常に表示されないことがあります。
使用しているユーザーアカウントの種類
Azure ADへの参加には管理者権限が必要な場合があります。
現在ログインしているユーザーアカウントが標準ユーザー権限である場合など、権限不足が影響している可能性も考慮します。
解決策:表示されない問題を解消する手順
「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」原因を踏まえ、オプションを表示させるための具体的な解決策と手順を、可能性の高い順に見ていきましょう。
Step 1: お使いのWindowsエディションを確認する【最初に確認!】
前述の通り、Windows HomeエディションではAzure AD参加オプションは表示されません。
まずはご自身のPCのエディションを確認しましょう。
- Windowsの設定を開きます。(「Windowsキー + I」)
- 「システム」を選択します。
- 画面を下にスクロールし、「バージョン情報」または「詳細情報」を選択します。
- 「Windowsの仕様」の項目にある「エディション」を確認します。
<!– end list –>
- エディションが「Home」の場合:残念ながら、そのPCをAzure ADに「参加(Join)」させることはできません。Azure ADへの「登録(Register)」であればHomeエディションでも可能です。
- 目的が組織のリソース(Microsoft 365など)へのSSO利用であれば、「Azure AD登録」をご検討ください。(「参加」と「登録」の違いは後述)
- エディションが「Pro」「Enterprise」「Education」の場合:エディション制限は原因ではありません。次のStepに進んでください。
Step 2: オンプレミスADドメインに参加しているか確認する
次に、お使いのPCが既に社内のオンプレミスActive Directoryドメインに参加していないか確認します。
- Windowsの設定を開きます。(「Windowsキー + I」)
- 「アカウント」を選択します。
- 「職場または学校にアクセス」を選択します。
- 画面に表示されているアカウント情報に、「ドメイン参加済み」といった表示がないか確認します。または、コマンドプロンプトを開き
dsregcmd /status
コマンドを実行し、「DomainJoined : YES」となっているか確認します。
<!– end list –>
- 「ドメイン参加済み」となっている場合:このPCは既にオンプレミスADに参加しています。
- 「ドメイン参加 Azure AD Join 併用」はできないため、「Azure ADに参加させる」オプションは表示されません。
- このPCをAzure ADに「参加」させたい場合は、まずオンプレミスADドメインから離脱させる必要があります。
- (ただし、これにより社内リソースへのアクセスなどに影響が出る可能性があります。IT管理者にご相談ください。)
- オンプレミスADにも参加しつつAzure ADでも管理・SSOを利用したい場合は、「Hybrid Azure AD Join」を検討する必要がありますが、これは組織のIT管理者が設定するものです。
- ユーザー側で手動で行う通常の「Azure AD参加」とは異なります。
- 「Azure AD Connect 表示されない」というキーワードで検索されている場合は、Hybrid Joinの設定を探しているのかもしれませんが、これはエンドユーザーが行う設定ではありません。
- 「ドメイン参加済み」となっていない場合:このPCはオンプレミスADに参加していません。他の原因が考えられます。次のStepに進んでください。
Step 3: グループポリシー設定を確認・変更する(Pro/Enterprise/Educationのみ)
Windows Pro, Enterprise, Educationエディションの場合。
グループポリシーによってオプションが非表示にされている可能性があります。
この手順は管理者権限が必要です。
- 検索バーに「gpedit.msc」と入力します。
- 「ローカル グループ ポリシー エディター」を開きます。
- 左側のナビゲーションツリーで、以下のパスを展開します。
コンピューターの構成
→管理用テンプレート
→Windows コンポーネント
→職場の参加
- 右側の設定項目リストから、「ユーザーが個人用デバイスを職場に参加させることを許可します」という設定を探します。
- この設定の状態を確認します。「未構成」または「有効」になっていれば、グループポリシーによる制限はありません。
- 「無効」になっている場合は、この設定が原因でオプションが表示されていません。
- もし「無効」になっていた場合は、設定を右クリックし「編集」を選択します。
- 「未構成」または「有効」に変更し、「適用」→「OK」をクリックします。
- グループポリシーの変更を反映させるために、コマンドプロンプト(管理者として実行)で
gpupdate /force
と実行し、PCを再起動してください。
このポリシー設定が原因であれば、再起動後に「職場または学校にアクセス」画面にオプションが表示されるようになる可能性があります。
「グループポリシー Azure AD 参加」が原因の場合の解決策です。
Step 4: レジストリ設定を確認・変更する【慎重に行う必要あり】
レジストリ設定の変更は、システムに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
非常に慎重に行ってください。
以下の手順は、レジストリ編集に慣れている方のみ自己責任で行ってください。
心配な場合は、システムの復元ポイントを作成するなど、必ずバックアップを取ってから作業してください。
【決定版】Windows 11 バックアップ完全ガイド!初心者も安心な設定方法から復元まで徹底解説
Azure AD参加やMDM登録に関する設定は、以下のレジストリキー配下にあることがあります。
(※場所はWindowsのバージョンや設定状況により異なる場合があります。特定のキーが見つからないこともあります。)
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WorkplaceJoin
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\MDM
これらのキー配下や関連するキーに、「DisableAADJoined」や「DisableMDMEnrollment」といったDWORD値が存在します。その値が1(無効)になっていると、オプションが非表示になることがあります。
- もしこれらの値を見つけた場合、その値を0に変更するか、慎重に削除することを検討します。
- 変更・削除後は、PCを再起動してください。
重ねて注意しますが、レジストリの誤った編集はWindowsが起動しなくなるなどの深刻な問題に繋がります。
十分に理解している場合のみ行ってください。
「レジストリ Azure AD 参加」に関する問題は、このレジストリ設定が原因であることがあります。
Step 5: Windows Updateを実行する
OSに一時的な不具合が発生している場合、Windows Updateで最新の状態にすることで問題が解消されることがあります。
- Windowsの設定を開きます。(「Windowsキー + I」)
- 「更新とセキュリティ」または「Windows Update」を選択します。
- 「更新プログラムのチェック」をクリックし、利用可能な更新プログラムがあれば全てインストールします。
Step 6: 別の管理者アカウントでの確認
現在使用しているユーザープロファイルに問題がある可能性も考慮します。
別の管理者権限を持つローカルアカウントを作成します。
そのアカウントでログインしてオプションが表示されるか確認してみてください。
Step 7: システムファイルの修復
Windowsのシステムファイル自体に破損や不整合がある場合も、予期せぬ問題が発生します。システムファイルチェッカーを実行して修復を試みます。
- 検索バーに「cmd」と入力し、「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
- コマンドプロンプト画面で
sfc /scannow
と入力し、Enterキーを押します。 - システムスキャンの完了を待ちます。完了後、PCを再起動してください。
Step 8: (組織の管理者向け)Intune/MDM設定の確認
もしこのPCがIntuneなどのMDMサービスで管理されている場合、IT管理者がプロファイル設定でAzure AD参加やMDM登録を制限している可能性が高いです。
管理者は、Intune管理センターなどで、対象のデバイスまたはユーザーに適用されている構成プロファイルを確認しましょう。
「Workplace Join」や「Enrollment」に関連する設定が「未構成」または「許可」となっているか確認する必要があります。
「MDM 登録 表示されない」問題の多くは、管理側の意図的な設定によるものです。
「Azure AD参加」と「Azure AD登録」の違いについて
「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」問題を調べていると、「Azure AD参加(Azure AD Join)」と「Azure AD登録(Azure AD Register または Workplace Join)」という似た言葉が出てきて混乱することがあります。
この違いを理解しておくと、問題解決の役に立ちます。
項目 | Azure AD参加(Azure AD Join) | Azure AD登録(Azure AD Register / Workplace Join) |
---|---|---|
目的 | 組織が所有するデバイスをAzure ADで一元管理する | 個人所有のデバイスから、組織のリソース(M365など)へ安全にアクセスする |
デバイスの状態 | Azure ADドメインのメンバーになる(オンプレミスADからは離脱) | Azure ADにデバイス情報が登録される(個人のMicrosoftアカウントやローカルADに紐づく) |
ログオン | Azure ADアカウントでログオンする | 個人のMicrosoftアカウントやローカルアカウントでログオンし、追加で組織アカウント連携 |
管理の深度 | 組織のポリシー適用など、より詳細な管理が可能 | 限定的な管理(条件付きアクセスなど) |
対応Windowsエディション | Pro, Enterprise, Education のみ | Home, Pro, Enterprise, Education (オンプレミスAD参加済みでも可能) |
設定場所 | 設定 > アカウント > 職場または学校にアクセス 「Azure ADに参加させる」 | 設定 > アカウント > 職場または学校にアクセス 「接続」(組織アカウントの追加) |
あなたが「Azure ADに参加させる 表示 されない」問題に直面しているのは、上記の表で左側の「Azure AD参加」のオプションです。
もし
- Homeエディションを使っている場合
- オンプレミスADに参加している場合
は、そもそも「参加」はできません。
目的によっては右側の「Azure AD登録」をご検討ください。
「登録」であればHomeエディションでも表示され、利用できることが多いです。
「Azure AD Join グレーアウト」している場合。
原因はエディション制限やドメイン参加、ポリシーなど、「表示されない」場合とほぼ同じです。
オプション自体は存在しているものの、選択できない状態になっていることを指します。
まだ解決しない場合:その他の可能性とサポート
上記の解決策を試しても「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」問題が解消しない場合は、以下のような可能性も考えられます。
- ネットワークの問題: Azure ADへの通信がファイアウォールなどでブロックされている。
- 時間やタイムゾーンのずれ: PCのシステム時刻が大きくずれていると、認証に失敗したり正常に動作しなかったりすることがあります。
- Azure AD側の設定問題: 組織のAzure AD側でデバイス登録設定などに問題が発生している。
- その他のOSの根深い問題: 上記のシステムファイル修復などでも解決しない、OS自体の深刻な不具合。
これらの場合は、個人の対処が難しいため、
- 組織のIT管理者に相談する(最も推奨されます。組織のポリシーや設定を確認してもらえます。)
- Microsoftのサポート情報を参照する
- Microsoftサポートに問い合わせる
といった対応が必要になります。
原因を特定して適切な対処を行おう
「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」という問題は、特にWindows 10/11でAzure AD参加を設定しようとした際に遭遇しやすいトラブルです。
その主な原因は、以下のいずれかである可能性が高いです。
- お使いのWindowsのエディションが対応していない(Homeエディションなど)。
- 既にオンプレミスActive Directoryドメインに参加している。
- グループポリシーまたはMDM設定でオプションが非表示にされている。
- レジストリ設定に問題がある(まれ)。
問題を解消するためには、まずご自身のPCのエディションとドメイン参加状況を確認しましょう。
原因を特定することが重要です。
その後、
- グループポリシー
- レジストリ設定(慎重に!)
- Windows Update
といった手順で解決策を試みてください。
また、「Azure AD参加」と「Azure AD登録」の違いを理解しましょう。
目的によっては「登録」を利用することも検討しましょう。
この記事が、あなたが「Azure Active Directory に 参加 させる 表示 されない」問題を解決し、無事にAzure AD参加(または登録)を完了させるための一助となれば幸いです。
原因を特定し、適切な手順で対処を行えば、きっと表示されない状態を解消できるはずです。
よくある質問 (FAQ)
Q: Windows Homeエディションでも「Azure ADに参加させる」オプションを表示させる方法はありますか?
A: いいえ、Windows Homeエディションは技術的にAzure AD参加(Join)をサポートしていないため、「Azure ADに参加させる」というオプション自体は表示されません。
Homeエディションで組織のリソースにアクセスしたい場合。
「設定」→「アカウント」→「職場または学校にアクセス」の「接続」から行うAzure AD登録(Register)をご利用ください。
Q: オンプレミスADドメインに参加しているPCで、「Azure ADに参加させる」オプションを表示させるには、まずオンプレミスADから離脱する必要がありますか?
A: はい、原則として1台のPCはオンプレミスADドメインかAzure ADドメインのどちらか片方にしか「参加」できません。
手動で「Azure ADに参加させる」オプションを利用したい場合。
まずオンプレミスADドメインから離脱させる必要があります。
ただし、オンプレミスADにも参加しつつAzure ADでも管理したい場合。
「Hybrid Azure AD Join」という別の方法があります。
これは通常IT管理者が設定します。
Q: 「Azure AD参加」のオプションがグレーアウトしていて選択できません。これも表示されないのと同じ原因ですか?
A: はい、「Azure AD Join グレーアウト」している場合も、原因は「表示されない」場合とほぼ同じです。
- エディションが対応していない(Pro/Enterprise/Educationなのにグレーアウトしている場合)
- 既にオンプレミスADに参加している
- グループポリシーやMDM設定で無効化されている
- レジストリ設定による制限
などが考えられます。
オプション自体は表示されているものの、何らかの理由で選択できない状態であることを指します。
Q: 「職場または学校にアクセス」画面自体が表示されません。この場合はどうすれば良いですか?
A: 「職場または学校にアクセス」画面自体が表示されない、または項目が見つからない場合は、Windowsのシステムに何らかの深刻な問題が発生している可能性があります。
まずはWindows Updateを実行しましょう。
OSを最新の状態にしてください。
それでも表示されない場合は、システムファイルの破損を疑います。
sfc /scannow
コマンドでの修復- OSのリカバリ
などを検討する必要が出てくる場合があります。
まれにグループポリシーやレジストリ設定で項目自体が非表示にされている可能性もゼロではありませんが、これは一般的な設定ではありません。