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ShareXの全機能・使い方ガイド – スクリーンショット、画面録画、自動アップロードまで徹底網羅!

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PC作業をしている中で、

  • 「画面のこの部分をサッと画像にして共有したいな…」
  • 「ちょっとした操作手順を動画(GIF)で伝えたいけど、どうすれば?」
  • 「撮ったスクリーンショットを自動でオンラインストレージに保存したい!」

と思ったことはありませんか?

そんな時に絶大な威力を発揮するのが、Windows向けの無料高機能ツール「ShareX」です。

ShareXは、単にスクリーンショット画面録画ができるだけではありません。

  • 撮った画像や動画を自動で指定したオンラインサービスにアップロードする
  • URLをコピーする
  • 様々な後処理を自動で行う

など、驚くほど多くの機能を備えています。

しかし、機能が豊富なゆえに、インストールしてみたものの設定項目がたくさんあって

ShareXの使い方が分からない…」

「どれを触ればいいの?」と戸惑ってしまう方も少なくありません。

今回の記事は、ShareXを初めて使う方や、基本機能は使えるけどもっと便利に活用したいという方に向けて、

  • ShareXのインストール方法
  • 主要なキャプチャ方法
  • 自動アップロードなどの便利な設定
  • 知っておくと作業効率が格段に上がる機能

までを、分かりやすく丁寧に解説する完全ガイドです。

この記事を読めば、あなたもShareXを自在に操り、日々のPC作業が驚くほど効率的になるはずです。

さあ、ShareXの便利な世界へ一緒に踏み出しましょう!

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ShareXとは?無料なのにできることが多すぎる万能ツール

ShareXは、Windows専用の無料かつオープンソースのユーティリティツールです。

その最大の特徴は、単なる画面キャプチャ・録画ツールにとどまりません。

キャプチャ後の様々な処理(編集、保存、アップロード、共有など)を自動化できるワークフロー機能を備えている点です。

スクリーンショット

など、様々な方法で静止画をキャプチャできます。

画面録画

画面の動きを動画(MP4, WebMなど)またはアニメーションGIFとして記録できます。

ShareXでGIF作成」も得意です。

といった一連の作業を自動で行えます。

ShareXは自動アップロード」が非常に便利です。

その他の便利機能

など、便利なツールを多数搭載しています。

これらの機能を組み合わせることで、通常のスクリーンショットツールでは手間がかかる作業を大幅に効率化できます。

ShareXを使い始める準備:インストールと日本語化

まずはShareXをPCにインストールし、日本語で使えるように設定しましょう。

ShareXのインストール 方法」と「ShareXの日本語 化」について解説します。

STEP 1: ShareXをインストールする

ShareXは公式サイトからダウンロードできます。

  1. ShareXの公式サイト(https://getsharex.com/)にアクセスします。
  2. トップページにある「Download」ボタンをクリックします。
    • 【画像イメージ:ShareX公式サイトのトップページとDownloadボタン】
  3. インストーラーがダウンロードされるので、実行してインストールを行います。インストール中に特別な設定は不要ですが、インストール先を変更したい場合は適宜設定してください。
    • 【画像イメージ:ShareXインストーラーの実行画面】

これでShareXのインストールは完了です。

STEP 2: ShareXを日本語化する

インストール直後は英語表示になっている場合があります。

日本語化して分かりやすくしましょう。

  1. ShareXを起動します。
  2. メインウィンドウが表示されたら、左側メニューの「Application settings」(アプリケーション設定)をクリックします。
  3. 「General」(一般)タブを選択します。
  4. 「Language」(言語)のプルダウンメニューから「Japanese (日本語)」を選択します。
    • 【画像イメージ:ShareX アプリケーション設定 -> 一般タブの言語選択プルダウン】
  5. 設定ウィンドウを閉じると、ShareXが再起動し、日本語表示になります。

これでShareXを日本語で使えるようになりました。

ShareXの基本操作:スクリーンショットと画面録画の方法

ShareXの最も基本的な使い方は、スクリーンショット画面録画です。

主に

があります。

ShareXで行うキャプチャ方法」を見ていきましょう。

ShareXを起動すると、通常はタスクトレイにアイコンが表示された状態でバックグラウンドで待機します。

ホットキーを使ったキャプチャ

ShareXの真骨頂はホットキーによる素早い操作です。

デフォルト設定では、以下のホットキーが割り当てられています。

これらのホットキーを押すだけで、指定した範囲やウィンドウ、画面全体のキャプチャや録画が即座に実行されます。

メインウィンドウのメニューを使ったキャプチャ

メインウィンドウを開き、「キャプチャ」メニューから様々な方法でキャプチャを開始することもできます。

タスクトレイのShareXアイコンを右クリックし、「メインウィンドウを開く」を選択します。

メインウィンドウ左上にある「キャプチャ」メニューをクリックします。

ここから以下の様々なキャプチャ方法を選択できます。

領域: ホットキーのPrint Screenと同じ。

ウィンドウ: ホットキーのShift + Print Screenと同じ。

フルスクリーン: ホットキーのCtrl + Print Screenと同じ。

スクロールキャプチャ: Webページ全体など、画面に収まりきらない範囲を自動でスクロールしながら一枚の画像としてキャプチャできます。「ShareX スクロール キャプチャ」を使いたい場合に便利です。

画面録画 (GIF): ホットキーのCtrl + Shift + Print Screenと同じ。

画面録画 (MP4 など): ホットキーのCtrl + Alt + Print Screenと同じ。

画面録画」や「GIF作成」はこちらから選択できます。

キャプチャや録画を実行すると、設定に応じて自動で様々な処理が行われます(後述)。

ShareXの強力な自動化機能:ワークフローを理解する

ShareXの最大の特徴は、キャプチャやファイルのドラッグ&ドロップを行った後に自動で実行される「ワークフロー」です。

この設定を理解すれば、ShareXの使い方が格段に便利になります。

設定」の中でも特に重要な部分です。

ShareXのワークフローは、主に以下の流れで実行されます。

キャプチャ(またはファイル入力)

など。

キャプチャ後のタスク

キャプチャした画像に対して行う処理には、

などがあります。

アップロード

必要であれば、画像やファイルをオンラインサービスにアップロード。

アップロード後のタスク

アップロード完了後に行う処理(アップロード先のURLを自動でクリップボードにコピー、URLを短縮、SNSに投稿など)。

これらの自動処理は、「タスク設定」メニューで細かくカスタマイズできます。

ShareXの便利な機能と設定方法を徹底解説

ShareXには、上記以外にも作業効率を上げる便利な機能がたくさんあります。

便利機能」と、その設定方法を見ていきましょう。

自動アップロードの設定(行き先)

キャプチャした画像やファイルを指定したオンラインサービスに自動でアップロードする機能は、ShareXの最も強力な機能の一つです。

  1. メインウィンドウを開き、左側メニューの「行き先」をクリックします。
  2. 「アップローダー設定」を選択します。「ShareX アップローダー 設定」はこちらから行います。
  3. 「行き先設定」ウィンドウが表示されます。ここでは、画像のアップロード先、テキストのアップロード先、ファイルのアップロード先をそれぞれ選択・設定できます。
  4. 例えば、画像をImgurにアップロードしたい場合は、「画像アップローダー」で「Imgur」を選択します。
  5. サービスによってはアカウント認証などが必要になります。
  6. 様々なアップロード先が用意されています(Imgur, Google Photos, Dropbox, Google Drive, OneDrive, FTPサーバーなど多数)。よく使うサービスを設定しておきましょう。

設定後、キャプチャ後のタスクで「画像をアップロードする」などが有効になっていると、キャプチャ後に自動で指定したアップロード先にファイルが送られます。

キャプチャ後の編集(画像エディター)

撮ったスクリーンショットに注釈や文字を追加したい場合は、内蔵の画像エディターが便利です。「注釈」はこちらで行います。

  1. タスク設定の「キャプチャ後のタスク」で「画像エディターで開く」にチェックを入れておくと、キャプチャ後に自動でエディターが開きます。
  2. 画像エディターでは、図形(四角、丸、矢印など)、線、テキスト、モザイク、トリミング、蛍光ペンなど、様々なツールを使って画像を編集できます。
  3. 編集が完了したら、左上のフロッピーディスクアイコン(保存)をクリックして保存したり、右上のアップロードアイコンをクリックして設定したアップローダーに送信したりできます。

画像内の文字を認識(OCR)

画像に含まれるテキストをコピーしたい場合。

OCR(光学文字認識)機能が役立ちます。

  1. メインウィンドウの左側メニューから「ツール」をクリックします。
  2. 「文字認識 (OCR)」を選択します。
    • 【画像イメージ:メインウィンドウの「ツール」メニューと「文字認識 (OCR)」】
  3. 画面が暗くなるので、テキストを認識したい領域をドラッグして囲みます。
  4. 認識されたテキストがテキストエディターで表示され、コピーできるようになります。

その他の便利な設定・機能

ホットキー設定

「ホットキー設定」メニューから、様々な操作に割り当てられているショートカットキーを変更・追加できます。

ショートカット キー」をカスタマイズして、より効率的に操作しましょう。

保存先フォルダーの変更

「アプリケーション設定」の「パス」タブから、キャプチャした画像や録画した動画がローカルに保存される場所を変更できます。

保存先変更」を行いたい場合に便利です。

Windows起動時にShareXを実行

「アプリケーション設定」の「一般」タブにある「Run at Windows startup」(Windows起動時に実行する)にチェックを入れます。

PC起動時にShareXが自動で立ち上がるようになります。

ShareXの終了

ShareXはタスクトレイで待機しています。

ウィンドウを閉じても終了しません。

完全に終了させたい場合は、タスクトレイのShareXアイコンを右クリックします。

「終了」を選択する必要があります。

こんな時に便利!ShareXの活用例

ShareXを使いこなせると、PC作業の様々なシーンで役立ちます。

オンラインで素早く画像を共有

スクリーンショットを撮るだけで自動でアップロード&URLコピーまで完了。

チャットやメールにすぐに貼り付けられます。

操作手順の説明

画面録画(GIF)機能を使えば、短い操作手順を分かりやすく伝えることができます。

Webページ全体の保存

スクロールキャプチャを使えば、長いWebページも一枚の画像として保存・共有できます。

情報収集や資料作成

画像内の文字をOCRで抜き出したり、複数の画像を結合したりと、情報整理に役立ちます。

バグ報告やサポート依頼

エラー画面のスクリーンショットを撮ります。

注釈を加えて問題箇所を分かりやすく伝えられます。

ShareXをマスターして作業効率をアップ!

最初は機能の多さに戸惑うかもしれません。

まずは

「ホットキーでスクリーンショットを撮ってみる」

「撮った画像がどうなるか(どこに保存されるか、自動でアップロードされるかなど)を確認してみる」

といった基本的な操作から始めてみましょう。

この記事をガイドとして活用してみてはいかがでしょうか?

色々な設定や機能を試してみてください。

便利なワークフローを一度体験すれば、きっと手放せなくなるはずです。

あなたのPC作業が、快適で効率的なものになることを願っています!

よくある質問 (FAQ)

Q: ShareXは安全なソフトですか?

A: はい、ShareXは長年開発が続けられているオープンソースのソフトウェアです。

多くのユーザーに利用されています。

公式サイトからダウンロードすれば安全に使用できます。

ただし、ダウンロードサイトによっては改変されたものが配布されている可能性もあります。

必ず公式サイトから入手するようにしましょう。

Q: ShareXはスクリーンショットしかできませんか?

A: いいえ、スクリーンショットだけではありません。

など、非常に多くの機能を持っています。

単なるキャプチャツールではなく、様々なユーティリティツールが統合されています。

Q: 画面録画した動画を編集できますか?

A: ShareXには簡易的な動画編集機能はありません。

録画した動画を編集したい場合は、別途動画編集ソフトウェアを利用する必要があります。

ただし、短いGIFアニメーション作成には非常に便利です。

Q: キャプチャした画像が勝手にアップロードされるのを止めたいです。

A: 「タスク設定」メニューの「キャプチャ後のタスク」で、

などのチェックを外してください。

これにより、キャプチャ後に自動でアップロードされなくなります。

ファイルに保存する設定などに変更しましょう。

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