読み手を引きこむ文章の書き方|説得力と論理的思考は複雑ではない
- 更新日:
- 公開日:
突然ですがこんな悩みをお持ちではありませんか?
- 読み手の関心を引き寄せる方法を知りたい!
- 読者がリピートしたくなる文章を書きたい!
- 続きが読みたくなる文章はどうすればいいの?
セールスレターやセールスをしたい人向けの文章とは違う。
同じ文字のつながりでもメールマガジンとブログは違う。
いかにそのフィールドに合わせて、読者の興味を引き、関心を抱かせることができるのか?
これがいずれ自分が案内するさまざまなサービスへの登録や商品の購買意欲につながります。
弊社が運営するサンプルブログでは、2021年のコロナ禍でも以下のようなデータが取れています(2021年8月時点)
どうすればユーザーを長くそのページに滞在させることができるのか?
このポイントをご紹介していきます。
読み手の興味、関心を引き寄せる原理原則
まず最初に相手の関心を引き寄せるために大事なポイントをご案内していく。
多くのアフィリエイトサイトやブログを見て思うことがあります。
それは、注意と関心は違うということ。
インパクトという響きになぜか人は関心を寄せる。
すると、なぜかヘッダー画像のカスタマイズに力を入れる。
そういった手法では決して相手の関心を引くことにならない。
なぜか?
文章を見せるための仕組みになっていないから。
- 広告を早く見せる
- 読み手に結論を先に伝える
こんな言葉に惑わされていませんか?
もっと具体的により明確にしなければいけないことがあります。
- 疑問を抱かせる
- イメージを具体化する
この2つが重要になってきます。
疑問を抱かせる重要性
文章を構成する際にこのブログ内でも必ず行っていることがあります。
それは、話の流れの中に質問を投げかけるという思考です。
なんのために?
それは、読み手の心の中にある「なぜ」を引き出すため。
何故という疑問を抱いたら、その先で人はその答えが必要になります。
どうすればいい?
この答えをきちんと伝えることで、さらに相手の関心を深めていくのです。
結論への関心とその根拠の説明。
これを繰り返すことが重要。
結果的に読み手がイメージしやすいストーリー形式になっていくのです。
意図的にその流れを作っているのが、映画やドラマの中にもたくさん登場しています。
例えば、2021年夏アニメの「ヴァニタスの手記」
この作品は、第1話で登場するキャラクタが最後に殺されるという結末を先に伝えています。
その作品のあらすじに過程を盛り込みながら視聴者にを楽しませているのです。
ネタバレ等と言われているジャンルでは、「ウザい」という事もあります。
しかし、今お伝えしている内容はそういう事ではありません。
基本的には、相手の関心を引き寄せるためにもう一つポイントがあります。
「結末の意外性」をイメージさせること。
例えば、
「売れる記事の書き方」を調べている人がいます。
でも私が実際に書いているのは、「売らないこと」が結論になっています。
は?ってなりませんか?
最初のタイトルや流れの中で、売りたい人が調べているのに、売るな!と言う。
こういう意外性や想像と違う流れを見ると人はその中身を知りたくなるのです。
もう一つは、徐々に関心を高めていく手法です。
それは、その文章の見出しの構成にコツがあります。
なぜ売らない道を選んだのか?
どういうことを経験してきた人なのか?
このように、ある事例や筆者の過去に関心のスポットを用意します。
この時点で、最初にこの人が悩んでいた売れる記事を書けるようになるテクニックは若干目線が変わります。
「結果」として、読み手の関係性を知らせることで、「その手法を学べる可能性がある」というのがメリットに変わっていくのです。
勿論、こういう文章は、最初からすべてが完成しているわけではありません。
- 年齢
- 性別
- 家族構成
- 仕事の内容
- 日常生活
いろいろなターゲット選定をきちんとした上で、どういう人に何をどう見せるのか?
この心理作用を考えて作り上げていくのです。
ここまでのポイント!
- ヘッドコピーなどは基本的に強調するポイントが決まっていること
- 綺麗さやデザインにこだわる人ほど失敗する
- 疑問を抱かせないと人は続きを知りたいと思えない
- 根拠のない説明は伝わりにくい
続いてのポイントに入ります。
相手にイメージさせる
読書とは実にさまざまな刺激を与えてくれます。
ベストセラー小説や芥川賞等の受賞作品と言うのは、何が違うのか?
私も本が好きでいろいろ読んでいますが、「イメージを引き出すのが非常にうまい」と思ってしまう。
正直、世の中にある広告にもこれは共通している。
テキストベースですべて文字で伝える世界観。
この内容がすべてとは言わないが相手にイメージしやすいかどうかが重要になっている。
- 登場人物はこんな人かもしれない
- この景色は、自分の知っているあの光景に似ているかもしれない
- この感情はあの頃の自分と同じ気がする
時に喜怒哀楽の感情も刺激される。
だからこそ、人は読書をしながら、泣いたり笑ったり怒ったりする。
これは、読み手が人間であることを理解した上で、記憶の中にある引き出しからさまざまな光景を引き出しているから成り立っている。
その1つひとつは実に細かく鮮明に描写されている。
こういう言葉の使い方が、相手に伝わるからこそ、その世界観が「気になる」「知りたい」となっていく。
本を読みなさい!
小さい頃から私はいつの時代にも同じことを周囲から言われて育ってきた。
その中で、常に意識していたことがある。
五感を刺激する言葉や表現はなにものにも勝る
自分らしさを表現する世界観
あなたが今後の文章を書く際には、準備の段階でやってほしいことがあります。
それは、以下の流れ。
- 読者を選定する
- 相手のイメージを想像する
- 結論よりも過程に興味を抱かせる
- 相手を想像の世界に引きずり込む
この流れができたら、いかなるビジネスも成立する。
これが、言葉の伝え方だったり、コピーライティングと呼ばれる手法の軸になる考え方だと私は感じています。