志望動機の書き方【自分の強みを活かす簡単な書き方,伝え方】
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- 志望動機ってどうすればいいの?
- 志望動機の書き方がわからない
- 自己PRと何が違うの?
こんな疑問や悩みを解決します。
今回の記事では、副業でWebライターやSEOライターを目指す方向けに志望動機の書き方について、以下の目次でご紹介しています。
志望動機と自己PRの決定的な違い
志望動機の書き方
志望動機例文
自己PRの書き方,伝え方
自己PRの例文
志望動機と自己PRの関係性
志望動機と自己PRの決定的な違い
まずは、志望動機と自己PRの違いについてご紹介します。
志望動機とは
志望動機とは、簡単に言えば、なぜその企業で働きたいのかを伝える項目。
つまり、応募者が選んだきっかけを確認しているのです。
なぜこの会社を選んだんですか?
この質問の答えとなる部分になります。
自己PRとは
自己PRとは、就職活動で用いられる用語のひとつです。
企業に対し、採用を求める立場から、自分の良い点を伝えるために存在します。
違いはどこにある?
志望動機は、企業の理念や考え方、目指す方向性等について触れていくことが大切。
自己PRとは、そのポジションに対して、自分が働くことでどのようなメリットがあるのかを差別化するために存在します。
志望動機の書き方
志望動機の書き方は、流れがあります。
- 業界
- 企業
- 就職後のビジョン
流れが重要になります。
- 業界を目指す理由
- その中でも、この会社でなければ実現できないこととは?
- 自分が入社したらどのような未来を描いているのか?
という形で、自分の熱意を伝えることが大切です。
業界へのこだわり
- 専門性を活かせる
- 自分の過去の職歴や経験を活かせる
- 自分のなりたい姿がその業界にある
こうしたことを明確化することが重要。
なぜその会社なのか?
- 他の会社では実現できないことは何か?
- 企業選びの軸は何か?
- その会社に求める姿は何か?
この3つを自分の中で、整理することが大切。
就職後のビジョン
自分がもしその会社に入ったら、どういう仕事をしたいのか?
より具体的にプロジェクトを提案するくらいのイメージ力が求められる。
ただ目の前の仕事をこなすだけの人間ではないことをアピールすることが大切。
志望動機例文
志望動機の例文をご用意しました。
例文
私は、○○という働き方に衝撃を受けました!
社員一人ひとりのモチベーション管理や人材管理体制など他社にない魅力を感じました。
これまでの職務では、○○や◆◆などを学び、スキルを磨いてきました。
このスキルを御社の中にある◇◇というプロジェクトの中で存分に発揮したいと考え、志望いたしました。
目の前の仕事に追われるのではなく、将来の自分のやりたいことを実現するために精進していきたいと考えています。
こんな感じです。
会社の求める人材は、スキルだけでしょうか?
違いますよね。
今あるプロジェクトをこなすだけなら、業務委託でも派遣社員でも任せることが可能な時代です。
正社員や自分が在籍をするのであれば、ただスキルを高めるだけでなく、何がしたいのかが重要になります。
自己PRの書き方,伝え方
自己PRにも流れがあります。
- アピールしたい対象を絞り込む
- どうやってそのスキルが身に付いたのか?【実績、成功体験】
- 今後具体的にどう活かせるのか?
この流れが重要です。
志望動機と自己PRでは、見ている視点が異なります。
企業が求める人物像とのミスマッチを確認しています。
さらに、入社後の誤解や誤算が少ないようにするために、人事は確認をしています。
アピールしたい対象を絞り込む
人は別に完璧である必要はありません。
できることとできないことを明確化することも大切です。
自分を売り込むためのプレゼン。
相手に届く言葉で伝える。
これがとても大切なのです。
つまり、あれやこれやといろいろ伝える必要はありません。
まず、自分が胸を張って、誇れると思える対象を1つ伝えましょう。
そんなのは誰でもできると思われないようにするために、志望動機があります。
あくまで、まずは自分を知ることから始めることが重要です。
どうやってそのスキルが身に付いたのか?
その人の過去の経験を全て話す必要はありません。
ただ自分の人生の中にもストーリーがあるはずです。
苦労したこと
乗り越えたこと
達成感を味わえたこと
上記の3つがあったからこそ、そのスキルを身につけたというほうが、インパクトがあります。
今後具体的にどう活かせるのか?
- 有資格者
- 無資格者
- 未経験者
- 異業種転職
同業他社ではない人にとっては具体的に何をどう活かすのかを明確化することが大切。
過去の成功体験があっても、その経験を素の会社に勤めたら、どう使うのか?
これがないと、「イメージと違った」「想像と違う」という流れになってしまうのです。
この人となら、今はまだ本格的に稼働していない次の展望が見えてくるかもしれない。
こういう想像をさせることが、自己PRです。
自己PRの例文
自己PRの例文をご用意しました。
例文
私の強みは、粘り強さです。
多くの社員が入社後1ヶ月未満で退職していきました。正直、自分にできるかなんてことはわかりませんでした。
しかし、まずは目の前のやれることを一つひとつ丁寧にこなすことを意識して取り組みました。
その結果、いつしか自分が社内で業績1位の成績になっていたのです。
何でも前向きに丁寧にやっていたら、出来ないことはない!この気持ちは、業種、職種問わず必ず通ずるものがあると考えて、異業種となりますが、○○職に転職を希望しました。
志望動機と自己PRの関係性
志望動機と自己PRの中身の違いは何となく見えてきたでしょうか?
しかし、志望動機と自己PRがかけ離れているのは、ちょっと違います。
何を関連させるべきか?
例えば、資格者であれば、その職種のイメージを活用しましょう。
例えば、
SE関連の資格を持つ人がいます。
その人から、「細かいちょっとした違いを見つけるのが得意」と言われたら、納得する人も多いはずです。
しかし、ただ黙々と目の前の作業だけをこなすのが自分の性格に合っているというアピールだったらどうでしょうか?
それは、どこの会社でもできることとなってしまうのです。
つまり、志望動機と自己PRがかけ離れてしまうと、その場しのぎであることがすぐに伝わってしまうのです。
ツールに依存しない!自分の情熱と熱意を伝える
最近は、簡単な質問に答えるだけで、AIが自動的に文章を作ってくれるツールも登場しました。
もちろん、こうしたツールを知っている人だけが使っているので、簡単にはその内容がAIが考ええた文書なのかを見抜ける人は少ないはずです。
しかし、そこには、熱意や情熱はあるでしょうか?
飾られた文章は化けの皮が剥がれる
綺麗にまとまった文章構成。
添削を受けても、一発合格をもらえるような定型文。
こんな文面をあなたは、面接時にどう伝えるのか?
ココが重要になります。
面接時に緊張して、言葉足らずになってしまうような人が安易にツールに依存するのは危険です。
だったら、言葉が少なくても、自分の素直な感情を伝えることのほうがイメージギャップになりにくいのです。
自分らしく、ありのままの表現で書き進める。
これが、就活で重要なポイントなのではないでしょうか?