長時間のデスクワークは「座ることがあなたを殺す」!?対策と注意点を徹底解説
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IT事務は、パソコンを使った事務作業が中心の職業です。
そのため、長時間デスクワークを行うことになります。
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長時間デスクワークは、健康にさまざまな悪影響を及ぼすと言われています。
そのため、
- IT事務を目指す方
- IT事務で働いている方
いずれも、長時間デスクワークの対策を知っておく必要があります。
今回の記事では、長時間デスクワークの対策と注意点について解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。
日本人は世界一座っている人が多い?
世界保健機関(WHO)によると、日本人は世界一座っている人が多いと言われています。
1日の平均座位時間
1日の平均座位時間は、
- 男性が8.8時間
- 女性が9.1時間
で、どちらも世界平均の2倍以上です。
長時間座っているリスク
長時間座っていると、以下のような健康リスクが高まります。
- 肥満
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 心筋梗塞
- 脳卒中
- がん
- 認知症
座ることがあなたを殺すという言葉の意味
アメリカの医学誌『JAMA Internal Medicine』に掲載された研究によると、1日6時間以上座っている人は、1日3時間未満座っている人に比べて、死亡リスクが40%高まるという結果が出ています。
この研究結果を受けて、アメリカの著名な医師であるジョン・ハーマンは、著書の中で「座ることがあなたを殺す」という言葉を残しました。
長時間のデスクワーク対策【4つの対処法】
長時間デスクワークの対策としては、以下の4つが挙げられます。
こまめな休憩
こまめに立ち上がって動くことで、血行を促進し、筋肉の緊張をほぐすことができます。
1時間に1回は立ち上がって、軽く歩いたり、ストレッチをしたりするようにしましょう。
適度な運動
仕事の合間に、30分程度のウォーキングやストレッチを行うようにしましょう。
運動をすることで、血行や代謝を促進しましょう。
体内の老廃物を排出することができます。
正しい姿勢
長時間デスクワークを行うときは、正しい姿勢を保つようにしましょう。
正しい姿勢を保つことで、筋肉の緊張を軽減しましょう。
腰痛や肩こりなどの予防につながります。
適切な座席
デスクや椅子など、座席は自分の体に合ったものを選ぶようにしましょう。
自分の体に合っていない座席は、筋肉の緊張や体への負担を増やす原因になります。
長時間のデスクワークによるよくある症状
長時間デスクワークによって、以下のような症状が現れることがあります。
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 集中力低下
- イライラ
- うつ症状
これらの症状が現れたときは、休憩を取って体を動かしたり、適度な運動をしたりするようにしましょう。
また、仕事の量や内容を見直すことも大切です。