Windows 11 ダウンロード方法徹底解説 – ISO・ツール・アップグレード全手順
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Windows 11のダウンロードは、必ずマイクロソフトの公式ウェブサイトから行うことが、最も重要です。
非公式サイトからのダウンロードは、ウイルスやマルウェアが仕込まれていたり、不正なソフトウェアが一緒にインストールされたりする危険性が伴います。
- 「Windows 11 ダウンロード 公式サイトはどこ?」
- 「ダウンロード方法って、どんな種類があるの?」
- 「自分のPCはWindows 11にアップグレードできるの?システム要件は?」
- 「ISOファイルって何?ツールを使うのとどう違うの?」
今回の記事では、これらの疑問を持つあなたのために、windows11 ダウンロードに関する情報を徹底解説します。
- マイクロソフト公式からの3つの主要なダウンロード方法(インストールアシスタント、メディア作成ツール、ISOファイルの直接ダウンロード)それぞれの手順
- ダウンロード前に確認すべきシステム要件
- ダウンロードにかかる時間や容量
といった気になる点までを網羅します。
この記事を最後までお読みいただければ、あなたの目的に合ったダウンロード方法を選び、安全かつ確実にWindows 11を入手できるようになるはずです。
さあ、公式からWindows 11をダウンロードして、最新OSの世界へ進みましょう!
【重要】Windows 11のダウンロードは必ず「公式」から!
「windows11 ダウンロード」を検討している方が、まず絶対に守るべきことがあります。
それは、必ずマイクロソフトの公式ウェブサイトからダウンロードすることです。
インターネット上には、マイクロソフト公式サイトを装ったり、無料でWindows 11が手に入るかのように謳ったりする偽サイトが存在します。
これらの非公式サイトからダウンロードしたファイルには、ウイルスやマルウェアが仕込まれていたり、不正なソフトウェアがバンドルされていたりする危険性が非常に高いです。
あなたのPCをマルウェア感染から守り、安全かつ正規の方法でWindows 11を入手するためにも、以下のマイクロソフト公式のWindows 11 ダウンロードページを利用してください。
- マイクロソフト公式 Windows 11 ダウンロードページ:
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11
「公式」を必ず確認します。
ブックマークするなどして、間違ったサイトにアクセスしないように注意しましょう。
Windows 11 ダウンロード前に確認すべきこと
Windows 11のダウンロードとインストールを行う前に、以下の点を確認しておく必要があります。
「Windows 11 システム要件」は特に重要です。
PCがWindows 11のシステム要件を満たしているか
Windows 11をインストールするには、お使いのPCがマイクロソフトが定めるシステム要件を満たしている必要があります。
- プロセッサ: 1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサ
- メモリ: 4GB以上
- ストレージ: 64GB以上の記憶装置
- グラフィックカード: DirectX 12以上に対応(WDDM 2.0ドライバー)
- ディスプレイ: 対角9インチ以上で8ビットカラーチャンネルのHD解像度(720p)ディスプレイ
- TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
- UEFI: セキュアブート対応
特にTPM 2.0に対応しているかどうかが、Windows 10からのアップグレードでネックになるPCが多いです。
「Windows 11 TPM」というキーワードで検索して、ご自身のPCのTPM対応状況を確認しておきましょう。
▼互換性チェックツールを利用する
マイクロソフトは、お使いのPCがWindows 11のシステム要件を満たしているか自動でチェックできる無料ツール「PC正常性チェックアプリ(PC Health Checkアプリ)」を提供しています。
ダウンロードページの「Windows 11 互換性チェック」の項目から入手できます。
先にこのツールで確認することをおすすめします。
プロダクトキー(必要な場合)
現在Windows 10の正規ライセンスがインストールされているPCからWindows 11へアップグレードする場合。
原則として新しいプロダクトキーは必要ありません。
しかし、
- 新規でPCを組み立てた場合。
- 以前のOS(Windows 7, 8など)からクリーンインストールする場合。
- 大幅なハードウェア変更(マザーボード交換など)を行った後にクリーンインストールする場合。
などは、Windows 11のプロダクトキーが必要になります。
データのバックアップ
万が一の事態に備え、Windows 11のダウンロード・インストールを開始する前に、PC内の重要なデータは必ず外部ストレージやクラウドサービスなどにバックアップしておきましょう。
安定したインターネット接続と容量
ダウンロードにはまとまったデータのやり取りが発生します。
安定したインターネット接続ができる環境で行いましょう。
また、ダウンロードしたファイルやインストールプロセスには一定の容量が必要です。
ストレージに十分な空きがあることを確認してください。
「容量」は、選択する方法やエディションによって異なりますが、数GB以上必要です。
Windows 11の「ダウンロード方法」は主に3種類
マイクロソフト公式からwindows11 ダウンロードを行う方法は、
- お使いのPCの状況
- Windows 11をどのようにインストールしたいか
によって、主に以下の3種類があります。
目的に合ったものを選びましょう。
方法1: Windows 11 インストールアシスタントを使う (今すぐアップグレードしたい方向け)
現在お使いのPC(Windows 10など)を、その場でWindows 11にアップグレードするためのツールです。
最も手軽にアップグレードを開始できます。
- 向いている人
- Windows 10から、今使っているPCをそのままWindows 11にしたい方。
- システム要件を満たしていることが確認できている方。
方法2: Windows 11 インストールメディア作成ツールを使う (他のPCにインストール/クリーンインストールしたい方向け)
Windows 11のインストールメディア(USBメモリまたはDVD)を作成するためのツールです。
このツールを使って、Windows 11のインストールファイルをダウンロードします。
起動可能なメディアを作成します。
作成したメディアを使えば、他のPCにWindows 11をインストールしたり、現在のPCにWindows 11をクリーンインストールしたりできます。
向いている人
- 新しいPCにWindows 11をインストールしたい方。
- 現在お使いのPCを一度初期化してクリーンインストールしたい方。
- 複数のPCにインストールする可能性がある方。
- USBメモリやDVDを用意できる方。
方法3: Windows 11 ディスクイメージ (ISO) をダウンロードする (上級者/特定の用途向け)
Windows 11のインストールファイルが一つにまとまったISOファイルを直接ダウンロードする方法です。
「Windows 11 ISO ダウンロード」「Windows 11 ISO ファイル」というキーワードで探している方は、この方法になります。
ダウンロードしたISOファイルは、DVDに焼いたり、専用のツール(マイクロソフト公式のメディア作成ツールやRufusなど)を使ってUSBメモリを起動可能にしたりして使用します。
- 向いている人
- 自分で詳細なインストールメディアを作成したい方。
- 仮想環境(VirtualBox, VMwareなど)にWindows 11をインストールしたい方。
- 専用ツールを使って独自のインストールメディアを作成したい方。
【手順解説】公式からWindows 11をダウンロードする方法
それでは、マイクロソフト公式からwindows11 ダウンロードを行う具体的な手順を、3つの方法別にご紹介します。
方法1: インストールアシスタントを使う手順
現在お使いのWindows 10 PCで以下の手順を行います。
- マイクロソフト公式Windows 11ダウンロードページにアクセスします。
- 「Windows 11 インストールアシスタント」の項目にある「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
- ダウンロードされた「Windows11InstallationAssistant.exe」というファイルを実行します。
- ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリックします。
- ライセンス条項を確認し、「同意してインストール」をクリックします。
- PCの互換性チェックが行われます。互換性がある場合、ダウンロードとインストールの準備が自動で開始されます。
- ダウンロードと検証、インストールの準備が完了すると、PCの再起動を求められます。
- 再起動後、Windows 11へのアップグレードインストールが開始されます。
この方法は、ダウンロードからインストール準備まで自動で進むため、非常に手軽です。
ダウンロードにかかる時間はインターネット環境によります。
方法2: インストールメディア作成ツールを使う手順
Windows 11の起動可能なUSBメモリやDVDを作成したい場合に以下の手順を行います。
- マイクロソフト公式Windows 11ダウンロードページにアクセスします。
- 「Windows 11 インストールメディアを作成する」の項目にある「今すぐダウンロード」ボタンをクリックします。
- ダウンロードされた「mediacreationtool.exe」というファイルを実行します。
- ユーザーアカウント制御の画面が表示されたら「はい」をクリックします。
- ライセンス条項を確認し、「同意する」をクリックします。
- 「セットアップに使う言語、アーキテクチャ、エディションの選択」画面が表示されます。通常は推奨オプション(PCに合った設定)が選択されていますが、別の設定にしたい場合はチェックを外して選択し、「次へ」をクリックします。
- 「使用するメディアを選んでください」画面が表示されます。
- USB フラッシュドライブ: 8GB以上の空き容量があるUSBメモリをPCに接続します。
- こちらを選択します。
- USB メモリ Windows 11インストールメディアを作成したい場合に選びます。
- ISO ファイル: ISOファイルとしてダウンロードしたい場合に選択します。後で自分でDVDに焼いたり、他のツールでUSB化したりできます。
- 選択したら「次へ」をクリックします。
- USBメモリを選択した場合は、使用するUSBメモリを選びます(注意:USBメモリ内のデータは全て消去されます)。
- ISOファイルを選択した場合は、ISOファイルの保存先を指定します。
- Windows 11のダウンロードとメディア作成が開始されます。
- ダウンロードにかかる時間はインターネット環境と選択したメディアによって異なります。容量は8GB以上のメディアが必要です。
- 完了画面が表示されたら「完了」をクリックします。これでインストールメディアの作成は完了です。
方法3: Windows 11 ディスクイメージ (ISO) をダウンロードする手順
ISOファイルを直接入手したい場合に以下の手順を行います。
- マイクロソフト公式Windows 11ダウンロードページにアクセスします。
- 「Windows 11 ディスクイメージ (ISO) をダウンロードする」の項目にあるプルダウンメニューから「Windows 11 (multi-edition ISO)」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。
- 「製品の言語の選択」プルダウンが表示されるので、インストールしたい言語(通常は「日本語」)を選択し、「確認」をクリックします。
- 選択した言語のISOファイルのダウンロードリンクが表示されます。リンクをクリックするとダウンロードが開始されます。ダウンロードにかかる時間や容量を確認しておきましょう。
- 通常、ファイルサイズは数GBになります。
この方法でダウンロードしたISOファイルは、そのままではPCにインストールできません。
別途、方法2で作成したような起動可能なUSBメモリやDVDを作成する必要があります。
ダウンロード後の準備とインストールについて(補足)
Windows 11のダウンロードが完了したら、いよいよインストールです。
方法1 (インストールアシスタント) の場合
PCが再起動します。
自動的にアップグレードインストールが開始されます。画面の指示に従って進めてください。
方法2 (メディア作成ツール) または 方法3 (ISO) の場合
作成したインストールメディア(USBメモリまたはDVD)をPCに挿入します。
PCを再起動します。BIOS/UEFIの設定で、作成したメディアから起動するように変更する必要がある場合があります。
メディアから起動後、Windows 11のインストール画面が表示されます。
現在のデータを引き継いでWindows 11にする場合は「アップグレード」。
既存のOSやデータを消去して新しくWindows 11をインストールする場合は「クリーンインストール」を選択します。
クリーンインストールを行う場合は、必ず事前にデータのバックアップを行ってください。
インストール手順の詳細は、マイクロソフト公式サイトや他の解説記事を参考にしてください。
ダウンロードやインストールがうまくいかない場合のチェックポイント
「windows11 ダウンロード」やその後のインストール手順で問題が発生した場合、以下の点をチェックしてみましょう。
システム要件を再度確認
- 特にTPM 2.0とセキュアブートが有効になっているか
- メモリやストレージの容量は足りているか
確認しましょう。
「Windows 11 互換性チェック」ツールをもう一度実行してみるのも有効です。
インターネット接続を確認
ダウンロード中に接続が不安定になった可能性があります。
安定した環境でやり直してみてください。
ストレージの空き容量を確認
ダウンロードファイルやインストールプロセスにはかなりの容量が必要です。
不要なファイルを削除するなどして空き容量を増やしましょう。
セキュリティソフトやファイアウォール
一時的にセキュリティソフトやファイアウォールを無効にすることで解決する場合があります(※自己責任で、問題解決後はすぐに有効に戻してください)。
ツールやISOファイルを再ダウンロード
ダウンロードしたファイルが破損している可能性があります。
公式サイトから再度ダウンロードしてみましょう。
USBメモリやDVDを確認
メディア作成がうまくいかなかった可能性があります。
別のUSBメモリやDVDで試してみる、または書き込みツールを変えてみるなどしましょう。
マイクロソフト公式の情報を確認
エラーコードが表示されている場合は、そのコードで検索したり、マイクロソフトのサポートページを確認したりしましょう。
目的に合った方法で安全にWindows 11をダウンロードしよう
- ダウンロードは、必ず公式サイトから行い、非公式のサイトは絶対に利用しないこと。
- 事前にシステム要件(特にTPM 2.0)を満たしているか、「Windows 11 互換性チェック」ツールで確認すること。
- ダウンロード方法は、インストールアシスタント、メディア作成ツール、ISOファイルの3種類があり、それぞれ目的が異なること。
- ダウンロードにかかる時間や容量を事前に把握しておくこと。
これらのポイントを押さえれば、あなたの目的に合った方法で、安全かつ確実にWindows 11をダウンロードできるはずです。
Windows 10からのアップグレードにせよ、クリーンインストールにせよ、Windows 11を導入して、最新のPC環境を体験してみてください!
よくある質問 (FAQ)
Q: Windows 11は無料でダウンロードできますか?
A: はい、Windows 10の正規ライセンスをお持ちの場合。
Windows 11へのアップグレードは無料です。
公式ダウンロードページから提供されているインストールアシスタントやメディア作成ツールも無料で利用できます。
「費用」という点は安心してください。
ただし、Windowsの正規ライセンスを持っていない場合は、別途プロダクトキーを購入する必要があります。
Q: Windows 11からWindows 10に戻すことはできますか?
A: Windows 11にアップグレードしてから10日以内であれば、インストール時のファイルを保持していれば、設定から簡単にWindows 10に戻す(ダウングレードする)ことができます。
しかし、
- 10日を過ぎた場合
- クリーンインストールした場合
は、Windows 10のインストールメディアを用意して再インストールする必要があります。
Q: インストールアシスタントとメディア作成ツールの違いは何ですか?
A: インストールアシスタントは、今使っているPCをすぐにWindows 11にアップグレードするためのツールです。
メディア作成ツールは、Windows 11のインストールメディア(USBメモリやDVD)を作成するためのツールです。
そのメディアを使って他のPCにインストールしたり、クリーンインストールしたりできます。
目的に応じて使い分けます。
Q: システム要件(特にTPM 2.0)を満たしていないPCにWindows 11をインストールできますか?
A: マイクロソフトはシステム要件を満たさないPCへのインストールを推奨しておらず、サポートも対象外となります。
非公式な方法でインストールできる場合もありますが、
- Windows Updateが正常に行われない
- 予期せぬ不具合が発生する
- 将来的な機能アップグレードができない
といったリスクが伴います。
推奨システム要件を満たすPCでの利用をおすすめします。