失敗が怖い人の原因や特徴|克服方法と行動注意点
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- 失敗を過剰に恐れる
- 新しいことを始める時に苦労する
- なかなか一歩が踏み出せない
こんな悩みを抱えている男女が多くなりました。
競争社会、成果主義、実力主義という言葉を聞くとワクワクする人もいます。
しかし、一方で失敗が許されないというプレッシャーに押しつぶされそうになっている人も多いです。
今回の記事では、失敗を恐れるあまり、何もできないという悩みを抱える方のために以下の目次でご案内しています。
失敗が怖い人の原因【根本的な悩み】
失敗が怖い人の逆効果行動
失敗が怖い人の克服方法
失敗が怖い人の原因【根本的な悩み】
- 仕事
- 病気
- 恋愛
- 婚活
自分が今までやったことがないことはたくさんある。
初心者やスタート時には誰だった失敗した時にはいい気はしない。
でもその失敗そのものをどうとらえるのかが重要になります。
私は正直、失敗という概念がありません。
ポジティブに考えるコツも含めて原因をご紹介していきます。
- プライドが高い
- 失敗したら怒られる
- 完璧主義者
- 心配性な性格
- トラウマ
- 失敗=悪いこと
順にご紹介していきます。
プライドが高い
自尊心が高いことも負けず嫌いことも良い面もあります。
しかし、裏目に出ると長所ではなく短所にもなります。
具体的には、以下のような時です。
- 見下されるのが怖い
- 自分はできて当たり前なのだ
- できない人間に落ちることが許せない
つまり、競争意識だけでなく、「ランクダウン」「評価が下がる」ことを気にするのです。
でも失敗することよりもその後のほうが本来の評価の対象である。
このことを意識しなければ、今以上の成長は期待できません。
失敗したら怒られる
- ミスが許されない状態。
- もう後がない
- 次に失敗したらどうなるのか?
ミスが続く、失敗が多いという悩みを抱えている人は多いです。
しかし、私が人事や新人の教育担当をしている時にはこう伝えた。
いくらでも失敗していい。
でも必ず失敗から何かを学んでほしい。
失敗のしりぬぐいは何とかする。
だから派手に挑戦してほしい。
これが本来の働き方だと私は伝えていた。
あなたにも伝えたいのは、失敗することの結果よりも大事なことがあること。
それは、失敗の先の長い将来性を考えることの重要性。
完璧主義者
小さいミスや間違いすら自分の中では許せないしありえない。
例えば、学生時代にはテストや試験で満点を取ることが当たり前。
9割、8割の正解なんてのはありえない。
こんな生き方をしてきた人もいます。
こういう人は、なかなか「誰でもミスはする」という言葉が自分でイメージできない。
なぜなら、出来て当たり前であって、出来ないことは怠けている証拠だと感じて生きてきたから。
でも社会人はテストや試験とは違う。
間違えから、新しい発見や気付きを導き出すことも多い。
だからこそ、成功することは、失敗しないことではないことを認識することが大切。
心配性な性格
- 何をするのにも神経質。
- 几帳面を超えている。
- 他人からきちがいと称されたこともある。
- こだわりが強すぎる
こんなタイプの人は、自分のミスから広がる可能性を心配する。
- 部署(同僚、部下、上司)への配慮
- 関係各所に関する影響力
- クライアントなどに対する影響
どんどん深く考えてしまう。
結果的に失敗恐怖症になってしまう事もあります。
でもこんな人にも伝えたいことがある。
それは、あなたのやることがそんな大きなことであるはずがない。
そもそも個人ですべてを決定するような個人事業主やフリーランスでもそこまで強烈なミスは少ない。
会社員という守られた立場であれば、確認を求める勇気を持つ。
たったこれだけで、今の心配は終わると思いませんか?
トラウマ
自分の過去に大きなトラブルや事故になりかけたという経験がある人もいます。
つまり、「同じ過ちを繰り返す」ことへの恐怖心。
でもこの気持ちが生まれるのは、前回の教訓から何も学んでいないということ。
違う。きちんと学ぶべきことはあったし、対策もわかっている。
だったら、そのトラウマはないはずです。
- 原因もわからない。
- 次の対処も不明なまま。
ただ事態の収束を待っていたという状況の人はきちんとその過去と向き合うことが大切です。
未来ではなく、根本的な原因が過去であることを認識しましょう。
失敗=悪いこと
失敗することは悪いことだ。
成長するチャンスというのは、成功する人が考えることである。
こんな認識をしている人もいます。
これは、幼少期や学生時代の親の教育環境にも関係します。
先ほどの完璧主義と同じです。
- 高いレベルの成果を目指す
- 物事の細かいところまできちんと取り組もうとする
- うまくいかない時にかんしゃくを起こすことがった
- 失敗しそうなものは避けてきた
- やるべきことを後回しにしてきた
- 0と1でしかない(すべてかナシかの2択)
このような狭い視野になると、以下のような大人になりやすい。
- 孤立しやすい
- 成長の機会を逃す
- 気分が降下しやすい
このような子どもが大人になってしまうと、「最初からやらないほうがマシ」とか「傷つくのが怖い」という感情が先になってしまう。
つまり、社会人に必要な以下の感情が育たない。
- チャレンジ精神
- 粘り強さ
- 柔軟な考え方
凝り固まった視野の狭い堅物になってしまうのです。
失敗が怖い人の逆効果行動
ではもしあなたが失敗を恐れる自分を変えたいと思ったらどうすればいいのか?
社会人の生き方として持つべき認識をご紹介していきます。
評価は減点方式である
世の中の大半は、加算方式で成り立っていない。
どちらかと言えば、減点方式を採用する企業は多い。
つまり、後が許されないタイミングを味わう人ががけっぷちに立たされることの方が多い。
でもこの計算が全く通用しない人がいます。
どういうタイプの人なのか?
これが、減点よりも経験値を意識する人達です。
つまり、減点という言葉をとらえすぎないことが最初の一歩になります。
難しく考えない
失敗の原因は何か?
この答えをシンプルに考えていない人も多い。
- 自分のせいである
- 自分の行動において何が不足したのか?(注意力、集中力等)
- どの段階でミスをしたのか?(報告、連絡、相談等)
このいずれかで当てはめるだけで良いのです。
何か一つでもパズルのピースが見つからないと不安になる。
これは考えすぎです。
もっとシンプルに考えよう。
失敗が怖い人の克服方法
私にも余裕がない時期がありました。
比較対象されていた人が完璧すぎる人だったから。
よりその人と差が生まれることを恐れていたのです。
その生き方が苦痛になったのは、社会人になってから。
そして、考え方を変えたら、生き方そのものが変わったのです。
評価は価値観の確認である
そもそも今の企業や会社の人事評価は正当なのか・
考え方として、退職理由ランキングの中には必ずこの対象があります。
「正当な評価をもらえない」
この現実から考えると、以下のように考えることが大切。
評価をされることよりもその実態を知ることのほうが大切。
例え、あなたが完璧な成果を出してもその成果を認めてくれるとは限らない。
だとしたら、下げておいても変わらない。
結局は、ノルマやキャリアなんて言葉ばかり気にしても正当な評価を期待しないほうが気が楽になる。
自己評価で満足する
何のために働くのか?
この答えはシンプルです。
生きるために必要な資金を手に入れるためです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
やりがいのため?
生きがいのため?
自分の人生のため?
全て詭弁です。
単純に、生きるために仕事をしている。
だったら、自分がやるべきことは一つ。
成果にたどり着くための過程を楽しむことが長続きのコツになる。
よって、楽しむためには、過程や努力を自分で認めるしかない。
他人との比較をやめる
私もライバル視するのをやめた時期がありました。
結果的にとても気が楽になりました。
別に他人と比較しても何も楽しくない。
勝ち負けをして勝っても後が辛い。
だったら、自分らしく生きる。
そして、小さな一歩でも自分なりに成長する。
こう考えたら、一気に生き方が楽になったのです。
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