転職サイトのスカウト経由も落ちる理由【業界の実態と注意点】
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- はじめて転職サイトに登録してみた
- スカウトメールが無料で届くと知って、受け取るようにした!
- スカウト経由で応募したのに落ちるのは自分だけ?
こんな悩みを解消します。
結論を言えば、転職サイトのスカウト経由で落ちるのは当たり前と思ったほうがいいです。
今回の記事では、転職サイトのスカウト経由でも落ちる理由について、仕組みや実態を以下の目次でご紹介します。
転職サイトのスカウト機能の仕組み
転職サイトのスカウト経由でも落ちる
転職サイトのスカウトで不採用になるメールの特徴
以前落ちた企業からスカウトが来たら?
転職サイトのスカウトメールは採用前提ではない
スカウトが届かない(来ない)人の特徴
転職サイトのスカウト機能は必要?不要?
転職サイトのスカウト機能の仕組み
転職サイトのスカウトメールとはどんな仕組みになっているのか?
スカウト機能の仕組み
そもそもスカウトメールは、誰が発信しているのか?
この答えは、企業から直接というケースばかりではありません。
AI技術が発展し、類似する求職者のデータを使って配信することも可能。
あらかじめ、登録した条件に該当する人たちに一斉配信を行う。
こうした機能もあります。
転職サイトのスカウト経由でも落ちる
スカウトされたはずなのに、なぜ不採用?
書類選考すら通過しなかった。
初めての経験の人にとっては、ショックや驚く人も少なくない。
- プライベートオファーの価値
- 不採用理由の開示が不要
- 他の人を採用した
- 企業が期待したスキルや経験値
- 労働条件や希望条件の不一致
- 大量に送っただけ(バラマキ)
順に解説します。
プライベートオファーの価値
プライベートオファーというメールが来ても何も意味がない。
単純に、企業と転職エージェントの間で何となく浮上した。
たったこれだけのこと。
履歴書や職務経歴書を見てみたいと思っただけで、特に採用するかどうかは考えていない。
こんなメールが求職者のもとに届いているのです。
不採用理由の開示が不要
プライベートオファーには、不採用の理由を開示する義務がありません。
プライベートオファーのほうが返信の確率が上がる。
たったこれだけの理由で、企業側が積極的に行っているケースもあります。
他の人を採用した
企業側も人手不足を解消するのに必死です。
スコアが多少低い状態でも自社のホームページから直接応募をしてくれた人をかき集めたい。
一方で、転職サイトを経由すると、紹介手数料を支払わなければいけない。
こんな比較から、オファー以外の人を採用していることもあります。
企業が期待したスキルや経験値
企業側の人事担当者は、Web履歴書などを確認することが可能です。
限られた情報の開示で、オファーを出すことも珍しくありません。
現実を見て、「期待と違った」ということも多いです。
労働条件や希望条件の不一致
求職者側が面接時に確認してショックを受けることもあります。
具体的には、以下のような内容で不一致が生じやすいのです。
- 労働時間(残業の有無、休日出勤等)
- 時間外手当やみなし残業代の問題
- 有休消化率などのデータ
無理な残業やシフトチェンジなどを強要されるような仕事にはつきたくないという人も多くなっています。
大量に送っただけ(バラマキ)
スカウトメールには、一斉送信という機能もあります。
つまり、バラマキを定期的に行い、引っかかったらラッキーと思っている。
このようなない企業でも初めて「スカウトメール」や「特別なオファー」等を見たら、労働者側が喜んでいることがあります。
転職サイトのスカウトで不採用になるメールの特徴
落ちやすいメールの内容の特徴について、解説します。
スカウトメールが定型文
企業から届いた文章なのに、定型文に近いと感じたら、一斉送信。
単純に、転職エージェント側が一斉送信を代行していることもあります。
このようなメールは、DMとあまり変わらないので既読無視しても問題ありません。
スカウトメールから受かることもある
スカウトメールを受け取った企業に応募して採用されることもあります。
特に、小売業、飲食店、ブラック企業、離職率の高い企業は、「誰でも受かる」。
これは、単純に網にかかっただけで、あなただからという意味ではないことも多い。
以前落ちた企業からスカウトが来たら?
- 以前落ちたことがある企業が連絡してきた
- 書類選考で落ちたことがある企業からDMが届いた
いずれの場合も深く考える必要はありません。
ほとんどがあなたの名前や個人情報を知らずに送信しています。
つまり、あなただとわかったら落ちることもあります。
前回は、違う人を採用したけど今回は合格になることもあります。
本気で挑戦したいと思ったら、そのまま応募するのもアリです。
転職サイトのスカウトメールは採用前提ではない
書類選考免除は確率が高い?
スカウトメールには、いろいろなパターンがあります。
- 書類選考免除
- 面接確約
- 面接回数1回のみ
などとにかく、ふるいをかけることをしないというアピールをしてくる会社がります。
この場合は、可能性が少し上がる。
しかし、これだけで浮かれてはいけない。
何度も同じ会社から送られてくる
1度ではなく、2回目、3回目と数日おきに連絡をしてくる企業もあります。
こんな連絡が来ると、「もしかしたら、本気で自分のことを採用したい?」と思ってしまう人もいます。
でも、こういう会社は、「誰でも受かる会社」である可能性もあります。
「企業名 口コミ 評判」などと検索して、実際に退職理由なども確認してから応募するようにしましょう。
スカウトが届かない(来ない)人の特徴
アピールポイントがない
- 無資格
- 実績なし
- ポートフォリオも提出しない
- 役職経験なし
- マネジメント経験なし
上記のような人には、なかなかオファーが来ません。
情報不足
- 職務経歴を最後まで書かない
- 離職理由を明記しない
- 自分の希望を明記しない
など自分の事を開示していない人にはオファーは来ないことが多いです。
異業種転職を繰り返している
新卒、第二新卒、20代、30代前半、35歳以上、38歳、40歳以上と年齢に伴い、スキルや経験が豊富になっていくはず。
しかし、ほとんどを業種、職種の異なる仕事についていたら?
専門性が求められる時代です。
またゼロから未経験を育成するなら、若い世代のほうが楽。
こう思われてしまう人にもオファーが届かない可能性が高い。
転職サイトのスカウト機能は必要?不要?
そもそもスカウトメールって必要なのか?
私個人的な感覚では、不要です。
メールが不要な人の特徴
以下の条件に当てはまる人には不要なはずです。
- 実績がある
- 自分のスキルが特化型である
- 自分のやりたいことも絞り込みが終わっている
- キャリアプランも描いている
こんな人には、オファーは不要です。
メール受信をおすすめする人の特徴
- 自分のやりたいことがわからない
- 会社をリサーチする方法がわからない
- 特にこだわりもない
- 働けるならどこでも良い。
こんな人で、とにかく1社でも多くの面接を受けたいなら、メール受信をおすすめします。