リモートワーク可能な職種へ転職する方法【テレワーク求人の探し方】
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- リモートワークを経験したらもう出勤するのが馬鹿らしくなってきた
- フルリモートの職種ってどんな仕事?
- テレワークやリモートワークの求人の探し方が知りたい!
こんな悩みを解消します。
今回の記事では、フルリモートワーク可能な職種やテレワーク求人の探し方について、以下の目次でご紹介します。
リモートワークとは?テレワークとの違い
リモートワーク可能な職種
リモートワークが難しい職種
リモートワークの職種の特徴
リモートワークのメリットデメリット
リモートワークがおすすめの人とおすすめできない人
未経験も?リモートワーク可能な職種に転職する方法
リモートワークとは?テレワークとの違い
リモートワークとテレワークって同じじゃないの?
まずは違いからご紹介します。
リモートワークとは
リモートとは、遠隔、遠いという意味。
テレワークとは
テレは、離れたという意味です。
つまり、リモートもテレワークも同じ意味です。
リモートワークの仕事は多いのか?
リモートワークとかテレワークを促進なんて言っているけど実際にはどうなの?
まだ出勤や出社を義務付ける会社の方が多いのでは?と思っていませんか?
テレワークの統計データも公開されています。
総務省の「令和2年通信利用動向調査報告書」によると、
テレワーク導入状況は、47.4%が導入していると回答。
業種、職種では、以下のようになっています。
職種 | 令和2年テレワーク導入の割合 |
建設業 | 56.3% |
運輸業、郵便業 | 30.4% |
卸売・小売業 | 47.7% |
金融・保険業 | 67.6% |
不動産業 | 68.1% |
情報通信業 | 92.7% |
サービス業・その他 | 34.5% |
ITやインターネット広告関連の事業だけでなく、多くの企業がテレワーク導入を進めていることがわかります。
リモートワーク可能な職種
リモートワークが可能な仕事ってどんな仕事?
実際に公開されていることが多い業種、職種をご紹介します。
システムエンジニア・プログラマー
SEやPGの仕事は、パソコンが必須。
作業は一人でできる。
セキュリティ上の問題をクリアしているパソコンがあれば、リモートワークをしやすい。
繁忙期や業務が多いプロジェクトに関わる人にとっては、通勤時間が無駄。
よって、肉体的負担を軽減することが可能になりました。
しかし、例外もあります。
例えば、パソコンそのものが社外への持ち出し禁止になっている。
独自のシステムを運用しているため、一般のパソコンでは操作が不可能。
こうした条件の場合は、出社が前提となる場合もあります。
大まかな年収目安は、システムエンジニアの場合、576万円といわれています。
Webライター、編集業務
Webライターは、専業主婦や女性にも人気の在宅ワークの仕事となっています。
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特にWebメディアの規模が大きい場合、入稿した内容の修正依頼等が多いこともあります。
平均収入は、483万円といわれています。
カスタマー業務
オフィスで仕事をするのではなく、リモートワークで自宅のパソコンでメールやチャットの返信、電話の受診をするという方法もあります。
カスタマー業務の場合、業界の知識や経験がないと、問合せ内容で不明な点があった時、即時回答ができないという事態が発生する。
平均年収は、413万円といわれています。
営業(業務委託)
営業も直接クライアントのもとに出向く業務が減少。
リモートで、ZOOMやGoogle Meet、Skype等を利用し、商談を行う企業が増えています。
会社に出社して、朝礼や申し送りを口頭で行うよりもデータで送信するほうが漏れがない。
こうした環境で、正社員の雇用をするより、業務委託で依頼をする企業も多くなっています。
平均年収は、611万円といわれています。
事務・総務
事務職も基本的にはオフィスに出社する必要がありません。
パソコン内のデータもクラウドサービスを利用し作業を行うことが可能。
電話番号も社内携帯で転送することで、対応が可能になります。
書類の郵送物を受け取るために受付に人がいれば、その他の人は、自宅で対応可能。
ペーパーレス化が進んでいる状態なら、完全なテレワークを実現することも難しい話しではありません。
平均年収目安は、432万円といわれています。
デザイナー
広告媒体に利用する看板やチラシ、Webサイトのデザインなども専用ソフトがあれば、パソコン一つで作業が可能。
現物のチェックが必要な場合だけ、必要最低限の人が出社すれば、フルリモートも実現可能。
デザイナーの年収目安は、480万円といわれています。
コンサルティング
コンサルタントとは、データ分析や情報収集、資料作成などが中心。
よって、パソコンを使用する作業が多いため、在宅でオンラインミーティングで対応が可能。
平均年収は、585万円といわれています。
Webマーケター
Webマーケターとは、主にインターネット広告事業やSNS配信,ホームページ制作,SEO対策等をパソコンで操作することが一般的。
データ分析、企画や計画、立案等もパソコンで行う。
つまりは、フルリモートがしやすい業務といえます。
Webマーケターも人材が不足している職種です。
コロナ禍では、企業によるオンラインスクールサービスも増えてきました。
平均年収は、542万円といわれています。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、企画の全体を管理する業務。
スケジュール管理、タスクの管理、メンバーとの打合せ等を行います。
すべてフルリモートで対応可能な仕事ばかり。
平均年収は、658万円といわれています。
リモートワークが難しい職種
一方で、リモートワーク促進といわれても、それは無理といっている業種、職種もあります。
医療や福祉
看護師、薬剤師、助産師、保育士、幼稚園教諭、介護士などの仕事は人対人で行うことがほとんどです。
医師の一部の診療では、オンライン診療で薬の処方などが可能になっていますが、触診やその場の患者様の容態を確認したい場合、直接診療をすることが多い。
公務員
役所の窓口は、簡単にすべてをオンラインに切り替えるわけにはいかない。
他にも、警察官、消防士、教員などの地方公務員もすべてをオンラインに切り替えるのは困難な職種といえます。
現場仕事全般
大工さんや食品加工、部品の製造や検品、冠婚葬祭業、カメラマン、修理、リフォーム業などまだまだ人が直接現場に足を運ばなければ仕事ができない仕事も多い。
リモートワークの職種の特徴
リモートワークってどういう仕事なの?
人とモノを必要としない
次のいずれも該当するのが条件。
- 人対人のサービスではない
- モノを扱う必要がない
つまり、パソコン一つで業務が完結できるのが条件になります。
オフィスを必要としない
機密情報、端末など社外に持ち出せないものが多いとオンラインに切り替えるのは難しい。
基本的には、個人が持つパソコンで作業が可能な仕事であることが前提となる。
人が対応する必要がない
例えば、飲食店の店員。
オーダーは、タッチパネルの操作で可能となった店舗も増えました。
しかし、お客様がお帰りになった後の消毒やお皿の片付け、洗い物を食洗器にセットするまでの作業はまだロボットが普及しているわけではありません。
つまり、人がその場に必要とされていない仕事であることも重要な要素。
リモートワークのメリットデメリット
フルリモートとかテレワークって不安じゃないの?
メリット
メリットはいろいろあります。
時間を有効活用
分かりやすいのは通勤時間。
例えば、片道30分とします。
たったこれだけでも往復で1時間確保できます。
通勤に必要な身支度や遅延やトラブル発生で公共機関がストップしたらどうなる?
こうした時、時間を有効に活用することができるのです。
人間関係の悩みが減る
パワハラ上司やマタハラ、モラハラが目立つ社員と顔を合わせなくて済む。
これは、精神衛生上も非常に良いこと。
自然災害や天候を心配しなくて済む
2022年も4月上旬に台風1号が発生。
- いつくるの?
- 電車はどうなるの?
こんな心配をしなくて済むのです。
家事や育児との両立も可能
出勤している時の昼休みに家の家事がちょっとできたらどうですか?
食器をちょっと片付けて置いたり、午後から雨が降りそうだから、洗濯物を取り込んでおく。
たったこれだけのことでもかなり楽になりませんか?
子どもたちが学校から帰ってきた時にも普通に会話ができる。
こういう環境は子供たちにとっても安心の家庭環境になると思いませんか?
デメリット
デメリットもあります。
コミュニケーションの減少
- 何気ない会話
- ちょっとした時の人との挨拶
人との接触がなくなることは、会話をする機会を失うことになります。
スッキリしたと言える人にはいいですが、孤独になる人もいます。
成果主義
仕事は、みんなで行うのは当然のこと。
しかし、職場でいろいろアイデアを出し合ったり、切磋琢磨する環境はありません。
完全成果主義。
つまり、結果が出せないと、仕事がやりにくいとかモチベーションが維持できないという人もいます。
未経験や初心者は?
その仕事をほとんど知らない。
業界の知識や経験もない。
こんな人がいきなりリモートで挑戦すると、右も左もわかりません。
結果、誰にも質問できずに、業務が遅れ、仕事を任せられないという状況になってしまう可能性もあります。
リモートワークがおすすめの人とおすすめできない人
向いている人
以下の条件に当てはまる人にはおすすめです。
一人で仕事をするのが好き
基本的に、自分の与えられた仕事を淡々とこなすことが好きな人にはおすすめです。
タスク管理ができる
オンラインでも朝起きて、ルーティーンのようなサイクルがあります。
自分を仕事モードに切り替える。
午前、午後と自分のやるべきことを管理する。
仕事の進捗管理ができる人にはおすすめです。
自宅の環境が整っている
リモートワークに必須なのは、パソコンだけではありません。
インターネット回線やセキュリティ対策もすべて整っていることが前提です。
こういう備品すべてを会社が支給してくれるとは限らないので、まずは自分の机、椅子、Webカメラ付きの端末などの端末が整っていることが前提。
さらに、光回線同等の回線速度で、Wi-Fiもスムーズに届く環境を用意することも重要です。
向いていない人
向いていない人の特徴をご紹介します。
人と仕事をしたい
自分でやることを終わらせるだけよりもいろいろな意見や考え方を取り入れながら何かを成し遂げることが好きな人もいますよね。
この仕事のスタイルは、フルリモートでは物足りなさを感じると思います。
モチベーションが低い
オフィスで仕事をしている時のほうが集中できるし、やる気も出るという人もいますよね。
このタイプは、自宅で仕事をしているとどうしてもやる気が出ないとか集中できないと悩むとか。
未経験も?リモートワーク可能な職種に転職する方法
どうすれば家族のためにも家で仕事をする仕事に転職できるのか?
専門のエージェントに相談する
重要なのは、仕事の選び方ではなく、職種の絞り込み方。
自らの経験を活かす。
スキルを存分に発揮する。
一点集中型で探すことをオススメします。
新型コロナウイルスのさらなる感染拡大が続く時、また緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などが実施された時にも仕事に困らない環境を作りましょう。
参考資料