SEOライティングとは?初心者のための8つの基礎
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- SEOライティングって何?
- サイトのアクセスが伸びない(増えない)
こんな状況に陥っている運営者が多い。
サイトのアクセスを増やすために必要なのが、SEO。
SEOとは、サーチエンジンオプティマイゼイションの略称。
日本語にすると、検索エンジン最適化という意味になります。
今回の記事では、SEOライティングについて、以下の目次でご紹介します。
ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすいページ
テキストの位置や出現率
ページタイトルの重要性
見出しの重要性
テキスト全般のポイント
パーマリンクの設定
画像のポイント
コンテンツ全体について
SEOライティングを勉強する方法
ユーザーにも検索エンジンにもわかりやすいページ
まずは、SEOとは何かを知ることから始めましょう。
SEOとは、検索エンジンを使ったマーケティング戦略のひとつです。
Google、Yahoo、MSN等を総称して自然検索ともいいます。
自然検索の結果で、ページが上に表示されることにより、ユーザーがページを見て検討する機会を増やすことが目的です。
SEOのメリット
- 何かしら目的をもって情報を探しているユーザーに接触できる
- クリック数に応じて費用が発生するということがない
つまり、検索順位の上位表示は、インターネット集客における広告経費の削減にもつながります。
SEOのデメリット
SEOには、やることがたくさんあります。
検索されるキーワードもリサーチをします。
全く市場にない商品の場合は、検索されるキーワードも存在しないこともあります。
つまり、認知活動から時間をかけて取り組む必要があります。
検索ユーザーの行動への関心
SEOを考える上で、検索エンジンだけを見ていても答えにたどり着けない。
何故なら、ユーザーがどんな行動をするのかが重要だから。
ユーザーは、検索を繰り返します。
- 商品のリサーチ
- 口コミや評判を見る
- 比較検討する
などオンラインとオフラインを行き来しながら、さまざまな情報を探そうとしています。
検索エンジンの仕組み
検索エンジンとは、Web上に存在する無数のページの情報を日々収集しようとします。
この情報収集のことをクローラと呼びます。
収集しながら、データベースに登録(インデックスという)を繰り返します。
インデックスされた情報をもとに、検索エンジンは、さまざまな要素から検索順位を決定します。
Googleが実現したいこと
検索エンジンのひとつであるGoogle。
Googleの検索窓を使ってユーザーが探した時の結果に注目しましょう。
この結果は、何を品質として判断しているのでしょうか?
要素はいろいろあります。
テキストの位置や出現率
文字は同じでもその配置には意味があります。
例えば、以下の3つに分けることが可能です。
- タイトル
- 見出し
- 本文
順にご紹介します。
ページタイトルの重要性
ページタイトルとは、下記の画像内にある赤枠の部分。
検索結果に表示された時に、一番目立つテキスト。
タイトルを考える時にもいろいろなポイントがあります。
- 文字数
- 目的
- 内容が理解しやすいか?
- 魅力的か?
- 差別化は?
などいろいろあります。
見出しの重要性
見出しとは、文章内に存在する帯のような場所。
見出しは、以下のようなルールがあります。
使う順番は、h1→h2→h3→h4の順に並べる。
タイトルは、h1又はh2(設定により異なる)
大きな見出しは、h2、話を細分化する時には、h3,h4などその順番を守ることが大切です。
見出し内のテキストの配置にもきくばりが必要です。
見出しの数や文字数は、「狙うキーワード」によって、異なります。
一概に全て同じではありません。
テキスト全般のポイント
文章本文も構成があります。
最初の数行を冒頭部分(リード部分)なんて読んでいます。
サイト全体をイメージできるのかがポイントになります。
他にも、テキストを入力すると以下のような表記が確認できると思います。
<ul><li>:箇条書きを意味する。
<p>:段落を意味する。
<img>:画像を意味します。
<a>:リンクを意味する
<table>:表を意味する
などそれぞれに意味があります。
文章を入力する際には、「あれ」「それ」「これ」といった表記を控えることも重要。
理由は、機械に「代名詞」は通用しないから。
検索エンジンに理解してもらえるようにすることが大切です。
専門用語は、適宜使用する。
- 専門用語ばかりでは、読者は理解できません。
- 専門用語を全く使わないと、そのキーワードで情報を取得したい人に情報が届きません。
共起語を意識する
共起語とは、1つのキーワードの検索結果に対して、共通するキーワードのこと。
例えば、バスケットボールなら、
「バスケ」「練習」「バッシュ」「ユニフォーム」「コート」「練習」「試合」「プロ」
などが出てくるでしょう。
つまり、その内容を説明するために必要な単語が、「共起語」です。
共起語も使いすぎることは逆にデメリットになりますので注意が必要です。
パーマリンクの設定
パーマリンクとは、URLの後ろの部分。
例えば、
○○.com/◆◇/というページがあったら、「◆◇」の部分。
この部分は、キーワードが入っていても入っていなくてもOK.
画像のポイント
画像は、クローラーにとっては、まだ詳細な情報が伝わりません。
人の手で助けてあげられるのは、「テキスト」として認識させること。
画像をテキストとして、認識させる機能が、「alt属性」。
<img src=”画像のURL” alt=”○○”>となります。
コンテンツ全体について
コンテンツ全体では、流れを意識することが大切です。
- 相手の知りたい情報は何か?
- 相手に伝えたい情報は何か?
- 相手が満足してくれる情報は何か?
上記の内容を流れで表現しましょう。
流れがつかめるとユーザーにとっても読みやすいのです。
SEOライティングを勉強する方法
今回ご紹介したのような内容はほんの一部です。
この他にもライティングとは、いろいろな創意工夫が可能です。
ただ文字入力をするだけと思っていませんか?
決して簡単なことではありません。
でも、分析解析をするからこそ、楽しいのです。
SEOライティングが向いている人
- 答えなき問いが好き。
- 検証と修正を繰り返すのが楽しい。
- 最初から答えが決まっているのは楽しくない
等の考え方を持つ人にはおすすめです。
時には、予想外の展開もあります。
でもまた検証して、修正を繰り返すと答えが出てきます。
全て自分で考えて、いろいろ試すことが好きな人にはおすすめです。
私はSEOライターの育成に力を入れています。