人生の目標の決め方|ない人へ具体的な行動計画を解説
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自分の人生に目標なんてない!
常にいつもなんとなく時間が過ぎている
- 人生はつまらない
- 人生は面白くない
こんな声が目立つようになったのは、コロナ禍になる前から。
バブル崩壊後2000年代の日本はどんどん景気が悪化している。
株やFX以外で真面目に会社勤めをしている人はお金を稼げないという変な時代になった。
なんのために生きているのか?30代で考えるべきことと答えの見つけ方
今回の記事では、自分の人生の目標の決め方について、以下の目次で解説しています。
人生に目標は必要か?
人生の目標があるメリット
人生に目標がない人の特徴
人生の目標の決め方
人生の目標を決める注意点
人生の目標を達成する方法
人生の目標を今決めなくていい
人生に目標は必要か?
「人生に目標なんて必要なのか?」
「別に生きているだけで十分だ」
この考え方で満足をしていますか?
もしあなた名が満足をしているなら、そもそも自分の人生の目標の決め方についてのこのページを見ていないのでは?
人生の目標とは何か?
人生の目標なんて別に大胆なことでなくてもいい。
例えば、
- 年内に彼氏彼女をつくる
- 次のテストで満点を取る
- 今年の受験に合格する
これらも人生においては立派な目標です。
スケールが大きくなれば、
- いつか社長になる
- 大豪邸を建ててやる
など夢や願望等にもなっていくこと。
結果的に目標と夢や希望ってかなり近い存在と言える。
目標とは?
目標の意味は、目じるし。
つまりは、狙いや的を絞ることを意味します。
人生に目標がない人の特徴
あえて目標なんて設定しない。
こう話す人は、どんな特徴があるのか?
- 無気力
- 無感情
- 惰性
- 妥協
- マンネリ
これらの言葉を常に意識している傾向があります。
つまり、目標がないまま生きていると、自分の生きる方向性を見失ってしまうのです。
人生はある意味、ゲームだと思いませんか?
シミュレーションゲームに例えると分かりやすい。
選択を間違えたら戻れない。
でもその選択の先も最後までやらないとわからない。
でもゲームにはクリアという目標がある。
だから、目の前の文字を読み、ゲームを攻略しようとする。
これと同じです。
あ人生に目標がない?大丈夫!自分らしい生き方を見つけるためのヒント
目標がある人と無い人の差
もし目標ができたら自分の人生も楽しくなるのか?
この答えは、Yesでしょう。
例え、目標が未達成になったとしても、ある意味やり切ったという達成感は味わえる。
もしこの時、何も目標がないまま進んでいたら、その場の結果に対する感情も生まれない。
つまり、中長期的な視点で考えると、人生に区切りがあるかないか?
この差は大きいです。
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人生の目標があるメリット
では人生に目標があると具体的にどんなメリットがあるのか?を解説していきます。
ある種の支え
私たちは、年齢とともに進級、進学し、いずれ社会に出てくる。
そして、各会社で経験を積み、それぞれの生き方を歩み続けている。
しかし、この体験をする中で、「人としての成長」を実感できる機会は減っていく。
- 他人の目を気にする
- 正当に評価されない
- 労働に見合わない報酬
こうした理不尽を抱えて生きている。
だったら、自分の行動に対して、少しでも自分を満たすことをしてあげる。
そのために、目標を持つ。
結果的に「自分の人生に対する満足」をつくることができる。
目標があるメリット
時間は有限。
自分を昔と今で比較する機会は増える。
20代、30代、40代とそれぞれの時間を考える。
- 人生を逆算する
- 1日を大切にする
- 1時間を大切にする
- 今を大切にする
こうすることで、自分の行動力が変わる。
目標があれば、その時に行動をしている理由もできる。
結果的に、小さな満足(達成感)を積み重ねることができる。
最後には、自分の自信を持つ人生にすることができるのです。
目標を持つ注意点
自分に一定の負荷をかけることは程よいストレスになる。
しかし、プレッシャーというか重圧にしてしまう人もいる。
- 達成できなかった
- 自分は何もできない人間だ
- 自分は価値のない人間だ
この場合は、精神的にもダメージになることがある。
結果、自分の行動に自信を持てなくなっていくこともあります。
人生に目標がない人の特徴
では、目標が全くないという人の生き方はどうなるのでしょうか?
人生に目標が不要と考える
「別に目標なんて必要ない」
こう考える人は一定数存在する。
でもこれは必ずしも悪い傾向だけではない。
むしろ、目標がないことで自分の時間を有意義に過ごす人もいます。
考える時間の余裕がない
- 一人暮らしをしている
- 実家からの仕送りもない
- 家事、炊事、掃除、洗濯などすべて自分で行う
- 綺麗好きだから掃除もこまめにしておきたい
こんなタイプは、家と職場の往復で終わることも苦痛にならない。
家に帰ってきちんと片づけを終えてぐっすり寝る事もできす。
そして、休日には、買い出しやまとまったクリーニングなどを片付ける。
こうして過ごすことで、あっという間に時間が過ぎていく。
しかし、本人にとっては、毎日を1日やり切ったと思える人生になっている。
目標の決め方がわからない
相談を受ける時、こんな悩みを打ち明ける人は多い。
- 何を目標にしたらいいのかわからない
- 具体的にどうすればいいのか知りたい
これは、単純に、目標以前の問題。
自分が毎日の暮らしの中で、達成感を味わうことを経験していない。
つまり、時間に追われて過ごすだけの存在になっている。
こうなると、前者の忙しい中でも充実している人とはまるで違う人生になる。
つまりは、今後の人生を考える余裕がないという状態になっている。
常に受け身で行動をする
- 言われた指示に従う
- 言われたことしからやらない
- 自分で行動を起こさない
つまり、機械と同じように指示に従う事しかできない存在になっている状態。
これでは、自発的に行動を起こすための計画は立てられない。
自分を偽って生きている
- 自分のことよりも周りの目が気になる
- 親や親族、友人に気を遣って生きている
自分の人生を歩んでいない。
つまり、本当の自分が何をしたいのかすら見えていない。
視野が狭い
- 常識にとらわれ過ぎている
- 固定観念に支配されている
結果、ものごとを柔軟にとらえることができない。
「これはこうあるべき」
このように考える人は、目標というカテゴリに視野を広げることはできない。
なぜなら、自分はこうあるべきとして生きているから。
それは、目標とは違う固定観念のレールである。
過去の失敗がトラウマになっている
特に多いのは、以下のような人たち。
- 片思いで振られた失恋の経験
- 第一希望の受験に落ちた
- 第一志望の就職試験で不採用だった
- 任されたプロジェクトで大失敗をした
1度自分が上手くいかなかった経験をしたことで、今後の自分にも制限をかけている状態。
でもこの場合は、心の傷が癒えるのを待つしかない。
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理想が高すぎる
どんな人でも夢が大きい場合も小さな一歩を着実に歩むことを意識している。
しかし、以下のような人は違う。
- 脱サラしたい
- 一攫千金
- 楽をしたい
こんな人は、結局目標ではなく、ただの欲望になっている。
欲望とは、不足を感じているからこそ、満たそうと望む心である。
つまり、満たされていないという劣等感が先になった思考は実現が難しい。
結果ばかり求める
例えば、以下のような思考の人たち。
- いくら稼げるのか?
- いつ稼げるのか?
これは自分次第であるということよりも、利己主義。
利己主義とは、自分の利益や快楽だけを考えて行動するやり方。
簡単に言えば、自分勝手な人。
人生の目標の決め方
別にそんな大きなことを最初から計画する必要はありません。
今日1日の午前だけでも大丈夫
目標というスケールは、小さいもので良い。
例えば、
- 朝起きてから支度を終えるまでの時間
- 午前の仕事を終える時間
このように、「時間」に焦点を絞って考える。
こうすることで、時間の使い方や意識が変わる。
小さい頃のやり残しを叶える
例えば、
- 買えなかった自分のご褒美のために貯金をする
- 欲しかった車を買う
こういう昔の自分には実現が全くできなかったことを思い出す。
でも今の自分になら、ちょっと努力したらできるかもしれない。
まずは背を伸ばすのではなく、3ヶ月、半年、1年程度で手が届く内容を探す。
ココから逆算するほうがわかりやすい。
自分がやりたいことを書き出す
何でも良いんです。
例えば、私は以下のようなことを書いたことがあります。
- 45歳でセミリタイヤをしたい
- 30歳までに家を買う
- 35歳までに投資用物件を買う
- 40歳までに独立を考える
この夢はほぼ実現に向かって進んでいます。
でもその結果に近づくための一歩は1日の過ごし方です。
あくまでやりたいことはひたすら書きました。
これだけでもかなり自分にはいい影響を与えます。
自分の先にいる人の話を聞く
私が現在関わっている会社の社長たちは、みなもういつ仕事を辞めても生きていける人たち。
でもなぜ仕事をしているのか?
それは、もっと多くの人に夢を分け与える立場になりたいから。
こんな人間になりたい。
こう思える人の話を少しでも聞いてみると良い。
すると、
「自分はなんて小さいことに悩んでいたのだろう」
こう思えるようになります。
小さいことに固執をしている人はやはり器も小さい。
そして、人間関係ではたいてい多くの人からこう言われてしまう。
「人として好かれないタイプ」
結果、孤独になる人になりたくなければ、人と関わることが大切。
自分の良さを引き出してもらう
「自分の好きなことは何?」
こんな簡単な質問に答えられない社会人が多くなった。
その背景には、
- 自信がない
- 成功して褒められた記憶がない
- 認められたことがない
という人が多い。
自分の得意分野を自覚することは非常に有益なこと。
これも第三者に導きだしてもらうことが可能。
私も個人コンサルを行っていますが、基本は「個性を活かす」
その個性とは、客観的に見て、その人が輝けるフィールドを見つけ出す作業です。
こういうことをやってもらえる環境に足を運ぶことも有意義な時間になります。
自分の嫌いな面を受け入れる
幸福論とか自己啓発系の本や書籍を読んでも全くうまくできない。
ネガティブな思考が先になって、どうしてもそのハードルを越えられない。
未来の希望の光を知っておく
例えば、2021年から2022年にかけては私もいろいろなことに挑戦します。
- FX
- 仮想通貨
他にも自分のSEO対策のこれまでの集大成として、新規ドメインだけを扱うコンテンツ型SEOで500キーワードを狙っていきます。
こういう情報をとにかくどんどん取り入れる。
今後の世の中にはどんなことが起こるのか?
何が自分のビジネスに関係するのか?
こういう情報をいち早く吸収します。
そして、技術に触れる機会を増やす。
感覚を研ぎ澄ますことを忘れてはいけない。
人生の目標を決める注意点
自分の目標とは、どの程度のスケールで設定をするべきか?
注意すべき点は、以下の通り。
- 明確性
- 具体性
- 測定の基準
- 達成は可能か?
順にご紹介していきます。
明確性
目標を立てた後に何を基準に達成、未達を判断するのか?
この答えが、白黒はっきりする目標にします。
例えば、
朝7時30分起床。
この目標なら、何時に起きたか起きられなかったのかという2択になります。
日々のモチベーションを考えなくても答えはわかりやすい。
これが重要なのです。
具体性
朝起きて、会社に行くまでの身支度をする。
この間に例えば、
- 風呂掃除を片付ける
- 冷蔵庫の中身と買い出しリストをつくる
- ゴミ出しを終わらせる
このように具体的な対象を絞り込みます。
こうすることで、自分のやりたいことを積み重ねやすいのです。
測定の基準
判断の基準は、●と×です。
できない時は、×で記録。
できた時には、●で記録。
このようにすると、1週間で何日できたのかもわかりやすい。
とにかく後で確認した時、一目でわかる記録が理想です。
達成は可能か?
例えば、朝7時半に起きる習慣の人が朝3時に切り替えるのはいろいろ計算が難しい。
でも朝30分又は15分早く起きるのはどうでしょうか?
このくらいの時間差であれば、睡眠の質や時間をコントロールすることも可能。
つまり、ここで重要なのはただ高い目標を設定すればいいということではない。
この認識が必要なのです。
他人を意識しない
あくまで今回の対象はあなた個人的なモノです。
他の人は全く関係ありません。
- あの人みたいにできない
- あの人は簡単にやっているのに
このように、劣等感や比較をするのはやめましょう。
あくまで、個人が自分の中で勝手にルールを作っているのです。
人生の目標を達成する方法
人生の目標を達成するには何をすればうまくいくのか?
私が自分の人生の中で感じたことをお伝えします。
好きな人をつくる
まずは、自分の憧れになる存在をつくろう。
これは、別に恋愛や結婚の相手だけを意味する言葉ではありません。
あくまで、個人が個人を対象に憧れるとか尊敬するという類でもかまいません。
問題は、その人みたいになりたいとかその相手に認められるような人間になりたい。
こう思えるかどうかなのです。
婚活や恋活をしていてもうまくいかない人はたいていが自分を客観的に観察することができていないから。
でも尊敬する人がいたら、その人のやっていることをまずは真似ることで目標ができる。
あくまで、人に絞る。
そして、その人に認められるために頑張る。
このほうがやりがいもあります。
ダイエットや筋トレをする
機能的なことを言っているわけではありません。
体型の維持は健康管理の基本です。
中年太りや体重増加というのは、正直自分の管理能力が低下している証拠。
- 食べすぎ
- 飲みすぎ
- 吸い過ぎ
これらは、基本的に自分の管理に対する甘さが原因。
だからこそ、自分を変えるためには、体型から変えてみるのです。
背負うものを用意する
別に借金をしなさいと言っているわけではありません。
つまり、自分にペナルティも用意するのです。
例えば、
- 目標達成ができない日は、夕食を抜く
- 目標を達成した日は、ダメな日の分を補う
このように、自分が達成した後と失敗した後の具体的な報酬とペナルティを用意するのです。
結果主義になる
過程を大事にするのは、学生までの話。
社会人はほぼすべてが成果主義、結果主義。
つまり、自分自身が成果を出す。
この意識を上手にコントロールすることも大切なのです。
人生の目標を今決めなくていい
でも今すぐに行動を起こしなさいとは言いません。
しかし、以下の点を考慮しましょう。
- 期日を決める
- 無駄を時間をゼロへ
- 無駄な食事をゼロへ
この3つを意識してみてください。
期日を決める
先ほどもお伝えした通り、時間は有限です。
つまり、悩んでいても時間が過ぎるだけ。
だからこそ、期日は最初に用意しましょう。
今すぐではない。
でも1ヶ月で月末の最後の日には決める。
このように、きちんと期日を考えることがそのことから逃げない対策になります。
無駄な時間をゼロへ
人間には息抜きも必要だとよくいいますよね。
でも本当に変わりたいなら、無駄な時間なんてないんです。
どういうことか?
簡単に言えば、すべての時間の過ごし方に理由を付けるのです。
なぜ今漫画を読むの?
この答えが「暇だから」とか「やりたいことがないから」ではだめです。
例えば、
30分リフレッシュタイムとする
この本を30分だけ読む時間にする
このように明確に目標を掲げた生き方を考えるのです。
そうすれば、無駄にぼーっとしていたという日は消えます。
無駄な食事をゼロへ
無駄な食事とは何か?
それは暴飲暴食につながるような食生活です。
つまり、食事は自分の行動量や思考両に合わせて調整が必要です。
身体を動かしていないけど頭を使ったと思えば、不足しやすい栄養を補う。
あくまで、自分の置かれた状況に合わせた食事を効果的に摂取しましょう。
高カロリーや糖質、脂質の多い食べ物はおすすめできません。