自分がわからない時の特徴|本当の自分を理解する方法
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- 自分のことがわからなくなってしまった!
- 今の状態から早く抜け出したい!
なぜこんなことになってしまったのだろう?と思う時ほどはまってしまう。
- どうにかなる
- 何とかなる
- なるようになるさ
まず自分の気持ちに一度でいいから声を出してこう言い聞かせてあげてほしい。
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この答えを出すための考え方をご紹介していきます。
今回の記事では、自分がわからない時の心理状態や特徴と対処法を以下の目次で解説しています。
自分がわからない時の特徴
自分がわからない時の心理状態
自分がわからない人の原因
自分がわからない時の対処法
自分を理解するためにやること
自分の好きを増やすコツ
自分がわからない時の特徴
自分のことは自分が一番わかっている。
都合が悪い時、人はこう相手に言い返すこともあります。
しかし、実際にはどうでしょうか?
「自分って何なんだろう?」
こんな風に考え込んでしまう瞬間がある。
自分の人生を見つめ直す瞬間
以下のようなタイミングは、ちょうど良い。
- 仕事をやめたいと思った時
- 転職をする時
- 結婚をする時
- 就職が決まった時
- 学校をそぐ徴する時
- 失恋をした時
- 彼氏彼女ができた時
- 結婚を意識した時
人生の分岐点に立った時、人は自分の人生に疑問を抱く。
自分の将来のイメージ
- 目標がない
- 叶えたい夢がない
ただ当たり前のように毎日の時間が過ぎている人は多い。
目標を見失うと人は生きる気力すら失っていく。
つまり、自分がわからない状態になっていくのです。
長所や特技が見つからない
自己PRができない人は多くなっている。
- 婚活
- 恋活
- 転職
学生でも成人でも悩みの対象は同じ。
自分を知ってもらうためのアピールポイントが見つからない。
- 自分って何?
- 何ができるの?
- 特技なんてない
- 好きなこともない
- 得意と言えるようなものもない
反対に、ネガティブな要素はたくさん浮かんでくる。
こんな人は、どんどん自分の自己肯定感が下がってしまう。
自分がわからない時の心理状態
自分のことなのに、一番自分自身がわからなくなってしまった。
こんな時、人はどんな心理状態になってしまうのだろうか?
悲観的になる
悲観的とは、先行きに望みはないと考えることを意味します。
反対語は、楽観的です。
ひどい時には、自分の存在価値そのものを否定してしまう。
- 単調な毎日
- 刺激のない日常
- 人生がつまらない
こんな感情に支配されている状態。
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感情が動かない
- 指示通りの行動しかできない
- 達成感がない
- 楽しいことが見つからない
- 仲間や友人と食事やお出かけをしても楽しめない
こんな風に自分の中で、感情が動かない状態になってしまっているのです。
自分がわからない人の原因
ではどうしてこんな状態になってしまったのでしょうか?
自分自身の中にある原因についても探っていきましょう。
忍耐や我慢が多い
以下のような過去の思いではありませんか?
- 幼少期にやりたいこともやらせてもらえなかった
- やらされたことが多かった気がする
- 言いたいことも言えなかった
自己主張が激しい子どももいます。
しかし、反対に何も発言をできない子どももいますよね。
つまり、親や大人が必要非常に干渉してきたことで自尊心が育たない人が増えている。
- 傷つきたくない
- 失敗するのが怖い
こういうことを考える人は、我慢や忍耐ばかりを積み重ねている特徴があります。
自己責任能力が低い
ヒトに何かを言われて行動を起こした結果が上手くいかなかった。
この時、あなたはどう考えますか?
- 自分の行動の責任だと考える
- 指示や動機を与えたヒトを責める
大人になって、悩む人ほど、2を選択するのです。
全てを自分で決めることができない。
つまり、他人に干渉され生きていくこととその結果を受け入れる覚悟もない。
この状況が続くと、自分の感情を抑えることしかできなくなっていく。
完璧主義
そもそも自分に何ができるのかという答えを考える時、基準が高すぎる。
私はよく子どもにこう話す。
- 早く走れる子もいる
- 計算が早い子もいる
- うまくできない子もいる
でもこれらすべてが同じだったら人生は面白くない。
できることもあるし、出来ないことがある。
このできないことをどうとらえるのかが自分の人生を探す道しるべになる。
長所を伸ばすことが大切。
そして、短所をどうすれば平均値にできるのかだけ考える。
達成できないことはあってあたり前。
この考え方がないと、「ダメな人間」とか「何もできない」という思い込みにつながっていく。
自分がわからない時の対処法
では自分がわからなくなった状態の時にどうすれば抜け出すことができるのか?
私自身も昔は完璧主義の時期がありました。
しかし、今はもうそういう時期を超えた。
どうやってリセットしたのかをご紹介していきます。
まずとにかく寝てみる
私が自分を見失っていた時にやっていた失敗行動がある。
それは、とにかく何かに挑戦しようとしていた。
でもこの結果は全て中途半端で、空回りばかりだった。
なぜか?
気持ちに余裕がないのです。
そして、原点は何かを考えたら、答えは簡単でした。
十分な睡眠時間と質を確保していなかった。
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅い
- 寝た気がしない
- 疲れが取れない
こんな状態を繰り返していたら、行動も思考も本領発揮できません。
つまり、とにかく体力と気力をリセットすることに専念してほしい。
過去を全て記述する
- 成功体験がない
- 自己肯定感が低い
こういう人がいきなり今から成功体験をつくろうとしても気持ちがついてこない。
最初はとにかく自分を全てさらけ出すことに徹してほしい。
どういうことか?
例えば、時系列に沿って以下のような内容を書いてください。
- 幼少期に好きだった本やおもちゃ
- 小学校低学年で得意だった科目や競技
- 中学生になって始めた部活の感想
- 自分が当時気になっていた異性の特徴
- 自分がコンプレックスを抱いていた内容
とにかく些細なことでもいいからどんどん書き出してください。
その記録を1週間に1回必ず読み返してください。
何のために?
自分のことをいろいろな感情の時に読み返すことで受け入れる準備ができていくのです。
例えば、
テンションが下がった時に読んだ時に感じる共感ポイント。
ちょっと気持ちがハイになって時に読んでくだらないと思うポイント。
こういうことをどんどん積み重ねると、自分ってこういう人?と思えるようになっていくのです。
自分を理解するためにやること
自分を理解するというのはどういうことなのか?
自分への理解を深めるとは
自分を知るというのは、つまり弱さを受け入れることなのです。
- 傷ついたこと
- 傷つけられた相手の特徴
- 自分が嫌いな人の特徴
- 自分が好きな人の特徴
- 憧れている人の名前
こういうことを全て文字にして残すのです。
その結果は、全て客観的な観察ポイントになります。
結果、自分自身が何に敏感に反応しているのかを見つけ出すことができるようになります。
スマホではなく手書きにこだわる
デジタル化が進み、ちょっとしたメモも全てスマホやタブレットに記録する人は増えました。
しかし、この行動の結果、自分で記憶することを辞めてしまっている人は多い。
例えば、アラーム機能を活用するのは代表的。
自分で覚えていなくてもスマホが教えてくれる。
これでは自分のやりたいことも楽しみにしていたことも感情が動きにくい。
自分の手で書き残すことで、自分の思考を可視化することにこだわってみてください。
周りの意見を参考にしない
よくある失敗原因のひとつ。
自分が変わりたい。
だけど自分のことが見えない。
この時、以下の対象者に聞くのはうまくいかない。
- 友人や知人
- 同じ職場の信用している仲間
- 親や親戚
上記の人たちは、結果的にあなたの反応を気にする。
そして、あなたは「他人から見た自分」を考える。
その答えがいくら素晴らしい内容でもあなたは素直に受け止める気持ちになれないことも多い。
- そんな風に見られていたのか?
- それは過信だ
こんな風になってしまうと聞いた分だけ辛い気持ちになってしまう。
結果、周りはあなたとの空気を読むという関係になっている。
自分の好きを増やすコツ
自分の事を本当によく知る人はどこにいるのか?
妻帯者、独身それぞれでご紹介していきます。
妻帯者の場合
あなたにも奥さん(夫)を好きになったキッカケがあるはず。
そして、相手にも同じことが言える。
共に人生を歩んでも良いと思えるほど自分の何かが好きになってくれた。
この人の声を聞かないのはもったいないのです。
その関係に社交辞令はありません。
むしろ、惚れ直させるくらいの気持ちになれるきっかけになります。
独身者(未婚者)の場合
自分の好きな部分を発見するには何が良いのか?
その答えは、読書をすること。
なぜか?
考えるというのは、自分の中のイメージの構築。
そのイメージをしやすいのは、音楽、映画、読書という3つがわかりやすい。
中でも読書というのは、活字から考える。
- 表現方法
- 登場する人物像と自分を重ねる
- 作者の意図を考える
簡単に読んでいるだけでもさまざまな情報を習得できるのです。
ですから、何でもいいからまずは本を読むことからはじめてみてください。
そして、つまらないと思ったら、その分野や内容も先ほどの自分の事を書き残したメモに付け加えていきましょう。
孤独な人は?
- 家族とも離れて一人暮らしをしている。
- 周りに友達と呼べるような存在もいない。
- 恋人もいない
コロナ禍で希薄になって人間関係。
コロナ前なら、無料体験などにどんどん参加できたかもしれない。
しかし、今はそんな気力も起きないという人は少なくない。
そんな時には、1日の中で時間を制限してやりたいことをやってみる。
これが効率的です。
時間の目安は、長くても1時間程度。
そのくらいであれば、気持ちを切り替えてモチベーションが続く人は多い。
- 散歩でも良い
- 映画鑑賞でも良い
- 音楽鑑賞でも良い
とにかくその時間を他のことを一切やめて取り組んでみる。
その中で、自分の楽しめることと続かない、つまらない、飽きる対象を見つけ出しましょう。
つまり、行動を起こすほど、好きと嫌いの分別ができる。
この繰り返しの中で、飽きないことやもう少しやりたいことが見つかるのです。