個人ブログドメイン名の決め方の原則と注意点
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「個人ブログのドメイン名ってどうやって決めるのかな?」
- 勢いで選んでしまうと後悔する?
- .comや.netとかって何か使い分けるの?
- 日本語?英語?
- 狙うキーワードを含めたほうがいいの?
私自身も一番最初のドメインを選ぶ時には非常に悩みました。
ドメイン関連記事。
WordPressサーバー代相場はいくら?選び方のポイントと注意点
今回の記事では、個人ブログのドメイン名を決める時のポイントと注意点を以下の目次でご案内しています。
ドメインとは
ドメイン名の決め方の基本
ドメイン名決める時の注意点
私のドメイン名の失敗体験談
ドメインとは
ドメインとは、簡単にいえば、「インターネット上の住所」を意味します。
Webサイトを開く。
https://www.xxxxx.ne.jp
こんなドメインがあると、以下のような意味があります。
www | ホスト名(サブドメイン) |
xxxx.ne.jp | ドメイン名 |
ne | セカンドレベルドメイン |
jp | トップレベルドメイン |
などと割れています。
ドメインの種類
大きく分けて2つあります。
種類 | 特徴 |
独自ドメイン | 自分が所有している |
共有ドメイン | 1つのドメインを複数名で共有している |
住宅に例えるなら、
独自ドメインは、一戸建て住宅。
共有ドメインは、集合住宅。
と考えるとわかりやすいです。
それぞれのメリットデメリットをご紹介します。
独自ドメインのメリットデメリット
【メリット】
- 信頼性が高い
- サイト訪問者に覚えてもらえる
- サーバーの引越しなども自由に可能
- 検索エンジンに評価されやすい
- 共有ドメインのように広告表示の心配が不要
【デメリット】
- 費用(年間維持費)が発生する
- サーバーの設定が必要
共有ドメインのメリットデメリット
【メリット】
- 同じ会社の利用者同士に公開してもらえるサービスもある
- 初期費用が安い
- サーバーの設定などが不要
【デメリット】
- ドメイン名を自分で選択ができない
- ドメイン名が長くなる
- 広告を表示されることがある
- サーバーを変えることができない
- サービス提供がなくなる可能性もある
独自ドメインの費用
年間で、約1000円~2500円程度となります。
初年度無料やサーバー契約とセットで永年無料などさまざまなキャンペーンや会社ごとの特徴があります。
ドメイン名の決め方の基本
ドメイン名を選ぶ時に基本となるポイントは以下の通り。
- SEO対策
- ユーザー目線
- 自分での記憶
順にご紹介していきます。
SEO対策
SEO対策については、関連記事も書いています。
まずドメイン名と検索順位は関係ありません。
- 日本語が上位表示しやすい
- 意味が含まれる方が強い
こんなことは全く関係ありません。
なぜか?
URLが同じでも、内容は全く異なるページもたくさん存在します。
わかりやすい事例なら、このブログもその典型例。
「daikun4」というのは意味も何もありません。
しかし、検索順位で上位表示をしているキーワードは複数あります。
当ブログの存在を含めて多くのアフィリエイトブログは、基本的にサイト名と中身が一致している人の方が少ない。
長さ
私がこのドメイン名にたどり着いたのは、以下の点を意識したから。
- 短い
- 覚えやすい
- ブランド名
順にご紹介していきます。
わかりやすい
ユーザーに覚えてもらうことが重要。
まずは短い事です。
長いと覚えにくい。
ただこれだけです。
ブランド
企業や独自サービス名などは、固有名詞であれば、使ったほうがいいでしょう。
ドメインにブランド名を入れることで、認知度が高まります。
ウェブサイトの訪問者に対して、サービスと名称をセットで覚えてもらえる可能性があります。
ドメイン名決める時の注意点
では自分のURLを決める時、何を気を付けて選ぶべきなのか?
この答えを実際のコンサル体験からご紹介していきます。
- 商品名を入れる
- 口コミ、レビュー等を入れる
- 日本語で取得する
順にご紹介していきます。
日本語を入れる
ひと昔前のペラサイト等にあった手法ですね。
明らかにアフィリエイターのサイトと伝わりやすい。
中身を見ると、アフィリエイト用の広告がびっしり。
こんなブログをユーザーが心よく閲覧するでしょうか?
アフィリエイトブログはネット市場で以下のように表現されている。
- 邪魔
- うざい
- 胡散臭い
- 怪しい
- やめとけ
こんな風に思われているのを助長するのは危険ですね。
口コミ、レビューを含める
商品は含まれていないけど、ジャンルやネタを含めたら?
例えば、ダイエットとか筋トレみたいな内容でも良いの?
これらも覚えられるのであればいいかもしれません。
しかし、一般の会社がビジネスとして取得していないようなドメインは控えることをおすすめします。
特に、口コミやレビューは、怪しいです。
ブログ内容を直接端的に伝えるのは危険です。
私のドメイン名の失敗体験談
コンサルしていて、思ったことをご紹介していきます。
ブロガーたちは色々なドメインを取得している。
中でも最もよく目にするのは、「.com」ですね。
ブログ名とのセット
例えば、「学ぶ」とか「エンタメ」とか「知った」「体験」などと組み合わせるのも方法ですね。
完全一致をさせる必要はありません。
可能な限り略語とかイメージをしやすいパターンを作り出すのが簡単でしょう。
ハイフンは入れない方が良い
意外と使ってしまうのが、「ハイフン」です。
○○-◆◆.com。
このパターンは、覚えやすいとおもっていませんか?
実際に使うと、反対に覚えていることも多いんです。
人は、覚えていたと思っていたURLを間違えると、以下のような心理になる。
- 間違えた(表示されない)
- まあいいか。
この段階でせっかく訪問しようとしてくれたモチベーションが下がってしまう。
少しでも覚えてもらうためには、ハイフンなしで考えましょう。
日本語ドメインは面倒
日本語ドメインは正直いろいろな意味でおすすめできない。
- メールアドレスに使えない
- 違うネタに切り替えにくい
この2つが代表的です。
私は過去に2つ日本語ドメインを取得しました。
しかし、どちらもメールサーバーを使えない。
結局、他のメールアドレスで代用することになりました。
こういうのも直接メール相談を受けた時、返信時のドメインが一致しません。
もったいないですね。
ドメイン名取得時は変わる?
よくあるのが、ドメイン取得の手続きの時に取得が出来なかったという流れ。
他のユーザーにより取得済みになっていた。
たったこれだけでも大きく変わります。
例えば、
.comが使われていた
たったこれだけで他では検討していない人には諦めるしかない。
ドメイン取得時のポイント
私はお名前.comですべて管理しています。
価格はもちろんですが、サーバーとセットで契約すると紐づけした1つのドメイン代が永年無料になる。
これがかなりの魅力です。
複数のドメインを取得する場合でも、サーバーを1つ増やすたびに一つ無料になります。
この繰り返しは意外と節約になりますよ。
ブログ名はシンプルでかつ名前を活用
私のコンサル生でも自分の名前を上手に活用したドメイン取得者が多数います。
しかし、扱うネタやジャンルは人によって異なります。
- 行政書士や司法書士
- 弁護士事務所
- 開業医
- サロンオーナー
さまざまな人がいらっしゃいますが、それぞれ運営者名を上手に使っています。
最後には人と人のつながり。
ネット集客型を構築したいなら、自分をブランディングするのが近道です。
今回は以上です。
ありがとうございました。