自分に自信がない人の原因や特徴【自己肯定感を取り戻す方法】
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- 人生なんてつまらない
- 生きている価値を感じられない
- ただ毎日を惰性のように過ごしている
- やる気が出ないから毎日寝るだけだ
こんな気持ちが続いているなら、もしかしたら、深刻な問題に直面しているかもしれません。
「生きている意味を感じられない」とか「生きている意味がない」と口にしている人は意外と多いんです。
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今回の記事では、自分に自信がない人の原因や特徴、脱出するための方法をわかりやすく解説しています。
人生がつまらないと感じる人の特徴
最初に、人生がつまらないと感じる人に共通する特徴をご紹介します。
周囲から孤立している
子どもから大人になるまで、あなたにはこんな経験がありませんか?
- 褒められたことがない
- やった!と自分を褒めたくなった経験がない
- いつも周囲の目を気にしながら生きてきた
- 兄妹と比較されることが日常だった
つまりは、自分自身を誰かに肯定されたり、認められた経験が少ないのです。
すると、自分のことを理解してもらえないと心を閉ざし、誰にも何も相談できない孤立状態になってしまうのです。
ポジティブになる方法を探して挫折
- 生まれ変わりたい
- 人生をやり直したい
こんな気持ちになる瞬間が人生に何度か訪れたことはありませんか?
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でも、どん底にいる時ほど、ポジティブになろうとすると途中で挫折しやすい。
実際に私自身も同じ経験があります。
心理学では、「有害なポジティブ」という考え方があります。
どういうことか?
ポジティブという思考ですら、間違った解釈や使い方をすると、害(毒)になるということ。
つまりは、
- ポジティブになろう
- ハッピーな気持ちで毎日を過ごすんだ
- 明るく振舞うようにしよう
など、結果、自分に嘘をつくような生き方をすると、最後にその糸がプツンと切れてしまうことがあります。
むしろ、そんなことを考えた自分が馬鹿だったとか、自分が幸せになれるはずがないと最初の時よりも深刻な状態になることもあります。
ストレスやトラウマがあるなら、まずは、今の自分を受け入れることを先に考えた方が近道になります。
人生を少しでも楽に生きる方法
簡単に言えば、現状を受け入れることが大切です。
別に、いきなりポジティブ思考になる必要はないのです。
「ありのままで生きよう」と純粋に自分から口にすることができる状態になることが最初の一歩。
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人生がつまらないと口にする人の本音
私自身が同じ経験をしたからこそ、伝えたい言葉があります。
本当の自分を知る方法
まずは自分自身を全てさらけ出すことが重要です。
本当の自分がわからないという人は多いんです。
まずは、以下の感情を全てノートに書き出してください。
- 劣等感
- 無力感
- 疲労感
- 怒り
- 恐怖
- 憎しみ
- 悲しみ
とにかくすべてのネガティブな感情を表に出すことが大切です。
私は、自分自身の過去を振り返り、最終的には、幼稚園時代の自分にまで遡りました。
結果的に、「友人の死」に直面した瞬間から、私の中に「心の傷」が残ってしまっていたのです。
負の感情を知ることで対処法が見える
私が本当の意味で、人生をやり直せたと思ったのが、今の妻との出会いでした。
仕事も軌道にのっているのに、どこかで不安を抱えていた私に妻はこうつぶやいたのです。
「なぜそんなに生き急いでいるの?」
「もっとゆっくり進めばいいんじゃない?」
この言葉で、自分自身の心の傷と向き合う時間ができました。
しばらく呆然と立ちすくみ、自分自身の中にあるもう一人の自分とようやく向き合えた瞬間でした。
深層心理という言葉がありますが、自分の中にいる「もう一人の自分」と向き合わないと本当の意味で、幸せに離れないと思っています。
自分の中にあるもう一人の自分の正体
あなた自身をそこまで苦しめているものは一体何か?
この答えは、簡単に言えば、「負の感情」です。
無力感
こんな言葉を口にしていませんか?
- 仕事ができない、覚えられない、続かない
- 何をしたいのかわからない
- 自分の個性をいかすと言われても個性がわからない
結果、自分には能力も力もないと思い込んでいるのが、無気力の正体。
- 入試に失敗した
- 入りたい会社に入社できなかった
- 希望する企業に就職したのに、評価されなかった
こんな経験から、挫折した後、人生が一気にくるってしまう人は多いです。
学習性無気力という言葉があります。
学習性無気力とは、必死に努力しても、報われない、結果が出ない、成果に結びつかない状態が続いた時、「無意味だ」とおもうようになること。
つまりは、努力をすることを諦めてしまう状態です。
劣等感
こんなことを考えたことはありませんか?
- どうせ兄や弟には勝てない
- 学歴や容姿、資格などにコンプレックスがある
- 社会人になってから、資格取得を目指したが、不合格だった
等の経験により、行き詰った人は要注意です。
劣等感とは、自分が他人よりも劣っているという感じです。
つまり、人のことを気にして生きている状態になってしまうのです。
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疲労感
こんな経験ありませんか?
- 睡眠時間を削ってまで頑張ってきた
- 常に体が重い、疲れたと感じていた
- 寝ていたいと思うようになった
これらは、疲労が蓄積し、解消できていない状態です。
人は、疲労を蓄積するとどうなるのか?
- 防衛反応としてステロイドホルモンが分泌される
- ステロイドホルモンが多量分泌されると、血管の老化につながる
- 血管の老化が早くなることで、動脈硬化やインスリン抵抗性による高血糖、肥満などのリスクが高まる
- 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病につながる
- メタボリックシンドロームにかかりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞の原因につながる
等、かなり健康に関しても多大な影響を及ぼすリスクがあります。
つまりは、体を休めようとする「休息欲求」が生じているのです。
精神的にも肉体的にも追い詰められている状態になっているなら、まずはゆっくり休むことから始めましょう。
怒り
喜怒哀楽と言いますが、怒りは、ネガティブな感情のひとつです。
学生、社会人を問わず、以下のような経験をしている人は多くなっています。
- 上司が嫌い、苦手、仕事をしない、理不尽な言動が目立つ
- お客様の横暴な態度やハラスメントに悩まされている
- 親に言えないような経験がある
結果的に、自分の中で、感情を押し殺している間に、他人に対しての共感力が低下します。
他人の感情を考えるよりも、自分本位で生きていくしかない。
自分の身を守ることに必死になってしまう。
結果的に、他人を思いやるよりも自分の感情をコントロールすることに疲れてしまうのです。
恐怖
恐怖心とは、怖いと思う気持ちのこと。
恐れてびくびくする気持ちです。
こんな経験があれば、あなたにもあるかもしれません。
- 幼少期のトラウマがある
- 仕事で大きなミスをしてしまった
- 最愛の人を失った(失恋、死亡等)
こうした経験から、他人に関わることを恐れてしまう人がいます。
つまりは、これ以上傷つきたくないという自己防衛反応です。
科学的に自己肯定感を高める方法
自分自身をどうすれば解放できるのか?
この答えは、科学的な根拠を探すと色々出てきます。
読書
ストレスの約7割が解消すると言われているのが、トイレ読書。
トイレ読書については、イギリス差セックス大学の研究チームにより発表されています。
6分間だけで良いです。
現代人のストレスの68%を軽減させる効果がある子とが証明されました。
自然の中で過ごす
ではどこで読書をするとよりその効果が高まるのか?
答えは、自然の中です。
先ほどの同じ研究チームの発表によると、静かなばしょであればあるほど読書の効果は高まります。
結果的に、他人との距離を置くことも可能になるのです。
音楽を聴く
音楽を聴くことでストレスが解消されるというのは、心理的指標及び生理的ストレス指標についての発表があります。
音楽未使用郡においても、POMS平均値は活気以外の下位尺度「緊張・不安」「抑うつ・落込み」「敵意・怒り」「疲労」「混乱」で、体験前に比し体験後の方が減少した。
一人になる
一人になることがストレス解消につながるのかはその人の性格次第です。
一人が寂しい、孤独になるほど不安になるという人にはおすすめできません。
自分の気持ちを誰かに打ち明ける
私自身の経験を妻に語ったのがまさにこの経験です。
ストレスによる不安やイライラを自分で落ち着かせることは難しいです。
しかし、心で感じていることを人と話し、人とつながることで安定させることは可能です。
瞑想をする
瞑想とは、そもそも心を静めて無心になること。
何も考えないでリラックスすること。
でも瞑想ができれば、苦労しないという人も多いはずです。
宗教の伝統や修行の段階などで内容は様々です。
YouTubeなどでいろいろ試しながら、自分に合う方法があるか探してみましょう。
有名なビルゲイツ氏も絶賛した瞑想法もあります。
マインドフルネス
マインドフルネスとは、「気をそらさず、「今、ここ」に存在することのみを意識する」ということです。
つまり、心を落ち着かせる方法。
過去の辛い出来事も未来の心配ごとも、仕事やプライベートで上手くいかないことも何も考えずに、今の自分にだけ自然と意識が向いている状態です。
こんなことができれば、苦労しないというのが多くの人の意見かもしれません。
そんな時には、以下の方法を試してみてください。
- 資格と聴覚を意識する
- 何もせずにじっとする
- 身体のの感覚に意識を向ける
視覚や聴覚に意識を集中する時間を1分~2分続ける。
たったこれだけを繰り返すと、雑念が浮かんだり、感情が高ぶったりする時間が減少するという考え方です。
他にも、長めに散歩をするとか、入浴するというのもありますが、最近は、若い世代になるほど、シャワーのみという意見も多い。
だったら、少しでも自分の身体を芯から温める時間を用意するようにしましょう。
冷えは、体に良くないですから。
動画を見る時間も惜しいという人は、まずはゆっくり休むことを優先してください。
参考文献